東レアローズの撮りどころ、ようやく試合開始です。
※試合前編はこちらをご覧下さい。
■白井選手のデータ渡し
これは第二セット以降ですが、東レは必ずセットが終わるとアナリストがデータを紙に出力して、走って一階に持ってきて控えエリアの選手に渡して、基本は白井選手が菅野監督に渡しています。試合中にデータを紙に出力して監督に渡しているのは東レだけです。
アナログな…とも言えますが、データ分析とそれをかみ砕いてすかさず戦略に落とし込めるのが東レの強さの一つでしょう。菅野さんはよく大声で指示をすることがありますが、紙を見た後でのそれ、ですから、より説得力があるというか。私の中では菅野監督は指揮官なんですよね。
ちなみにデータ渡しでは4月のファイナルの愛知でこんな一幕が。珍しく菅野監督が上の空だったという。そりゃ負けるわけだという（苦笑）。
■関選手！のダッシュ
これは他のセッターも撮りどころではあるのですが、後ろのポジションにいるときのセッターが、相手のサーブと同時にネット際にダッシュする様はカッコいいです。関選手！はなおさらそれがいいんですよね。
■日高選手のお辞儀
ピンチサーバで入った日高選手が、交替でコートを離れるときに必ずお辞儀するんですよね。数多くの試合を見てますが、こういうことをする選手はまだ他のチームでは見ていないです。
