V2女子を含めると67試合見てきた私が、個人的にVリーグ女子で今シーズンよかった、と思うものをアワード形式でご紹介するマイVリーグアワード。会場編、スタッフ・試合編に続いていよいよ選手編、今回初となるV2版ベスト6の発表です。
改めて。このベスト6は、全日本の代表チームを作るのではなく、あくまで自分の好きなVリーグのチームを作る、という観点で選んでいます。なので外国人選手も対象ですし、アジア枠や人数など規程もそのままです。また、いわゆるオールスターではなく、ある程度現実的なチームにしています。
今シーズン、V2を過去最高の14試合を見たこともあり、初めてV2編をやります。なおトータルでのベスト6&控え選手も発表しますので、ここに出なくてもそこにノミネートされている可能性もあります。
チームに欲しい!と思った選手順、にしています。そんな優先順位にも目を向けていただければと思います。
①菊地実結選手(オポジット・群馬銀行グリーンウイングス)
彼女を一番にした理由は、MB、OP、OH、S…と、さまざまなポジションをこなせること。私自身がそういう選手が好きというのもありますが。ただ、間違いなく群馬銀行だからこそその才能が開花していますね。
あと、そもそも私が群馬銀行に興味を持ったのはSNSでフォローされたからというのもあります。始まりは伊藤南さんで、私がスペースで松井選手のことを話していたら藤井選手が反応した、というのがきっかけだった気はしますが、SNSも面白いですし、ムードメーカーでもありますよね。藤井選手と共に私を群銀に引きずり込んでくれた御礼(笑)も込めて選出しました。
ちなみにここではOPとして選出していますが、フェイクMBといいますか、そんな動きもできるでしょうからより彼女を活かしやすいのではと。
②中澤恵選手(アウトサイドヒッター・GSS東京サンビームズ)
中澤選手についてはここでたっぷり書いたのでぜひご覧いただきたいのですが、「巧さ」を感じさせる選手で、かつバレーボールセンスの塊、という印象を受けました。
この記事にも書きましたが、私は高校・大学バレーまでは追っていないので彼女が曽我選手や西川選手といった金蘭会の優勝メンバーだったことは初めて知ったのですが、そういう選手が3ヶ月だけでもVリーガーになってくれたのはうれしかったですね。
今は引退して一般企業に進まれているので、ノミネートできるのはこれが最初で最後、というのもあります。入社してから3ヶ月になりますが、元気に過ごしていらっしゃるでしょうか。