ということで、2022/23シーズンのVリーグV1女子が無事に終了しました(ネーションズリーグもあっていつもより公開がすっかり遅くなってしまいました)。今季も悲喜こもごもでしたが(特にウチは…泣)、皆さんのシーズンはいかがでしたでしょうか。
私自身は現地観戦はV2女子を含めると67試合(皇后杯含む)と、Vリーグファンの中ではかなり多いと思います。わかりやすく言うと、皇后杯の三回戦・準々決勝以外の週は、試合が行われているところにはどこか必ず行ってます(暇人なんです)。メインの東レは33試合とダントツですが、視野を広げるために他のチームの試合にもできるだけ足を運びました。
※多い順に内訳を申し上げると、東レ:33、久光:15、NEC:13、JT:8、埼玉上尾:7、デンソー:7、日立Astemo:6、トヨタ車体:6、KUROBE:5、PFU:4、岡山:2、V2:14、です。
毎年恒例となりましたが(2018/19からやってます)、個人的にVリーグ女子で今シーズンよかった、と思うものを、選手編とスタッフ・試合編、そして会場編に分けて、アワード形式でご紹介します。
最初は会場編。以下の8部門です。
最優秀応援賞
最優秀新曲賞
最優秀DJ賞
最優秀選曲賞
最優秀広告賞
最優秀企画賞※コラボ賞から改名
最優秀グッズ賞
審査員特別賞
最優秀応援賞:JTマーヴェラス
今シーズンもさまざまな応援団が試合を盛り上げてくれました。そんな応援団の中から個人的に心に残ったもの、がこの賞です。
まず今シーズンは、途中までは声出し応援禁止などの制約がありましたが、シーズン最後の方になるとマスク着用での声出しが解禁されるなど、コロナ禍前の光景がだいぶ戻ってきました。となると今まで声出しをしないことに慣れていた観客を、いかに声を出してもらえるようにするか、も応援団の方々は頭を悩ませていたように思います。皆さんお疲れさまでした。
そんな今シーズンで一番印象に残ったのが、(正式な)応援団ではありませんがJTマーヴェラス私設応援団。彼らはいつも選手別の面白いゲーフラを掲げたり、サーブ時に選手のコールを入れたりと、応援団とは違う手法で応援しているのですが、この光景がやっと戻ってきたなあ…と。
和田由紀子選手は2020年2月の入団なので、このコールは今シーズンようやくお披露目となったと思いますが、あの力強いサーブを後押しするコールだなあ…と思います。私設応援団の皆さんはこういうのがすごくうまいんですよ。
ゲーフラも声出しもNGだったとき、私設応援団の方々はコールの代わりに手拍子のリズムを使ったり(といっても少人数ですから音は簡単には届かないのですが、でも必死にやってました)、コロナ禍でも彼ららしい「応援」を続けていたんですね。その模様、というか涙ぐましい努力を見ていただけに、声出し解禁後のこの西尾大会で久しぶりに彼らの声援を聞けたときは、感動すら覚えました。
話が少しそれますが、田中瑞稀選手の「持って来い持って来いミ!ズ!キ!」は先日ネーションズリーグでも聞けたんですよ。代表であのコールが響いたのは初めてでは…。ちょっと感無量でしたし、このときは私もコールしました。普段できない敵チームの応援ができるのも日本代表戦の楽しみだなと思いましたね。