18/19からチームに移管されたホームゲームの運営などについて感じたことをつらつら書いてきた「THIS IS HOME」シリーズ。これまでトヨタ車体、東レ、KUROBE、岡山、NEC、デンソー、そしてサブホームですがPFUと書いてきました。久しぶりの今回は姫路です。10月、そして11月のホームゲームに足を運んできました。
これまで数多くのチームのホームゲームに足を運んできましたが、姫路は今回が初。個人的に姫路の私設応援団である丸の内ヴィクトリーナの方々との親交もあり、一度は訪れたいと思っていました。ちなみにこれで久光以外の現在のV1女子の全チームのホームゲームに足を運んだことになります。
いつものように感じたことをポイント形式に記載していきます。まずは、初めて訪れた姫路という街について。
①関西都市圏&新幹線停車駅
まず姫路の地理についてですが、大阪駅から新快速で1時間ちょっと。新幹線停車駅であることを考えると、東京の方だと小田原をイメージしていただくとわかりやすいと思います(偶然にも同じ城下町です)。関西の経済圏に入っている都市で、かつ新幹線停車駅(のぞみもそこそこ止まります)ということもあって、駅前はそれなりに大きかったです。コンパクトにギュッと固まっている感じですね。
関西圏からも集客が見込めますし、新幹線が止まることで東京など遠征の人も足を運びやすい(ウインクアリーナまでは姫路駅からバスで一本か、山陽電鉄で一駅です)。
ほどよく都会で、買い物したくなっても大阪まで1時間ですし、海も近い。緑も多い。住みやすい街だと思います。
②全国ランキング25位の中核都市
姫路市の人口は53万人。これは全国の市のランキングで25位(2020年の統計)。前後に名を連ねるのは川口、八王子、宇都宮、松山…町の大きさがイメージできたと思います。ちなみに政令指定都市に準じた事務の範囲が都道府県から移譲されている中核市としては5位です。
駅には2013年にできたピオレという大型商業施設(駅ビル)があり、また山陽百貨店もあります(百貨店の有無は、地方都市の大きさを図る貴重な指標です。ちなみにかつてはヤマトヤシキという百貨店もありました)。しかも姫路駅からはドーンと姫路城が見えます。駅から歩いても15分くらいですから、観光都市でもありますね。
③公営ギャンブルの揃う姫路経済圏の大きさ
元々製鉄所などが集まる工業地帯ということで、市としての経済圏が形成されている印象です(前職でも姫路支店が置かれてました)。山陽特殊製鋼、大和工業、そしてグローリーも姫路に本社があります。他にも東芝やパナソニックの工場もあります。
労働人口が多いということでアーケードのある商店街があったり、飲食店も多かったです。「がっちりマンデー」で紹介された姫路のご当地グルメグループの「まるまさ」をはじめとしたエイトリンクなんて会社もあります。競輪の場外車券売場「サテライト姫路」やボートレースのチケットショップ、そして姫路競馬場のある関係でウインズ姫路もあります。こういう公営ギャンブルの売り場が揃っているのが何より姫路の経済圏を物語っているのではないでしょうか。
ちなみに近隣の岡山市には上記施設はいずれもありません(ボートレースは倉敷市、競輪は玉野市)。地方都市を見ても、公営ギャンブルの売り場がこれだけ揃っている都市は珍しいのではと思います。それもあるのか、いわゆる歓楽街もありました。
そしてこれが一番大きいのですが