ということで、2020/21シーズンのVリーグV1女子が先日のファイナルで無事に終了しました(まだVcupとチャレマは残ってますが、リーグ戦が終わったということで)。個人的には33試合とリモートマッチが多くなったり、私自身土日も仕事が入る身となりながらそれだけ見られたのはけっこう大きかったです。また、幸運なことに全チーム見ることもできました。
昨年に続き、ここでは個人的にV1女子で今シーズンよかった、と思うものを、選手編とスタッフ・試合編、そして会場編に分けて、アワード形式でご紹介したいと思います。
ちなみに昨年版はこちらです。
最優秀応援賞:NECレッドロケッツ
今シーズンもさまざまな応援団が試合を盛り上げてくれました。そんな応援団の中から個人的に心に残ったもの、がこの賞です。
まず始めに。今シーズンは応援団の方も遠征を控えるなど活動自粛するケースが多く見られました。また、声が出せない、スティックバルーンが使用NGなど、応援手法の変更も余儀なくされました。そんな状況にあっても、チームを応援するためにさまざまな努力をされたことに対して敬意を表させてください。
ということで私自身も今季はあまり応援団による応援、に触れていないのですが、そんな中で印象に残ったのがこの光景でした。
声が出せない状況下でいろんな応援団が工夫しました。東レだと得点時の音楽と、選手名のコールを都度組み合わせて流してました(もちろんコールを全員収録したわけです)。姫路は昨季の会場音を使ってました。
NECがいいなと思ったのは、音のリズムをチームのサインにしたことなんですね。例えば音響のない試合で、両チームがハリセンを使っていたら音は同じです。どっちを応援しているのかわからなくなります。でも、そこにそのチームだけの特有のリズムを作れば「あ、これは私たちへの応援だな」というのがわかります。
実は姫路で東レ対NEC戦を見たとき、NECは音響もあってハリセンを使っていたのですが、東レは音響ナシで、スティックバルーンからハリセンに切り替わりました。となると、ハリセンを叩くとNECを応援している音と思われると思って、途中から拍手に切り替えました。「あなたたちを応援してますよ」ということははっきり伝えた方が選手たちの力になると思ったからです。なのでいわば「サイン」を決めておくことって大事だなと。それをNECは取り入れていた点が素晴らしかったなと思います。先日のファイナルステージはまさにその集大成だったと思います。
あと、応援という点では、姫路に移籍した荒谷選手へのエールも素晴らしかったなと思います。