V2女子を含めると62試合見てきた私が、個人的にV1女子で今シーズンよかった、と思うものをアワード形式でご紹介するマイVリーグアワード。会場編、スタッフ・試合編に続いてはいよいよ選手編、まずは控え選手からです。
※選手編は、いつもめちゃくちゃ長くなるので今回から3つに分けることにしました。
なおこの選手編は、全日本の代表チームを作るのではなく、あくまで自分の好きなVリーグのチームを作る、という観点で選んでいます。なので外国人選手も対象ですし、アジア枠や人数など規程もそのままです。また、いわゆるオールスターではなく、ある程度現実的なチームにしています。
控え選手もポジションも均等にして現実的にしています。その結果、控えエリアにはあまりいない、レギュラークラスの選手もいます。控えに入れるのは申し訳ないのですが、言葉で伝えたい選手ばかりです。
田中咲希選手（アウトサイドヒッター・ヴィクトリーナ姫路）※2年連続2回目（昨季はベスト6部門）
今シーズンもベスト6に入れるつもりだったのですが、泣く泣くこちらに…。
でも、ほんと、この選手のカッコよさは見ていて惚れ惚れするんですよね。私の中にある女性が、同性として憧れの目で見る、そんな感じです。かつて日立にいた窪田選手もそんな感じでした。
今シーズンも大活躍でした。貴重な左利きのアウトサイドヒッターとして、代表選出もあるのではと思っていたんですけどね。
杉原若葉選手（ミドルブロッカー・トヨタ車体クインシーズ）※2年連続2回目
一度は引退を発表した彼女が戻ってきたのはうれしかったですし、何より活躍しましたよね。新加入とは思えないくらい、チームを引っ張っていた印象です。特にサーブレシーブでのこの指示出しのシーン。カッコイイなあ…。
あと、これは昨シーズンからもそうなのですが、サーブレシーブのたびに「シュウさん、こっち！」と大声を出してボールを呼び込むし、フェイクも跳ぶだけじゃなくて腕まで振り切るんですよね。そこまでしているMBは彼女だけじゃないかな…。そういうところももっと評価されるべき選手だと思います。
東レ時代はあまり出番のなかった選手が、こうして存在感を発揮して大活躍している。うれしいったらありゃしません。
