個人的にVリーグ女子で今シーズンよかった、と思うもの、会場編に続いては選手以外のスタッフ、そして試合についてです。
スタッフ・試合編は以下の6部門からなります。
最優秀監督賞
最優秀ベンチスタッフ賞
最優秀スタッフ賞
審査員特別賞
最優秀ホームゲーム賞
最優秀ゲーム賞
最優秀監督賞:森田亜貴斗監督(カノアラウレアーズ福岡)
全ては、カノアラウレアーズ福岡をVリーグ参入にまでもっていったこと、に尽きます。経緯はドラマ仕立てでまとめられているのでぜひお読みいただきたいのですが、
彼がいなかったらカノアラウレアーズ福岡というチームは存在しませんし、いわば巻き込まれた形になりましたけれど、それを捨てずにチーム存続に奔走されて、その結果経営のプロである森さんというGMと出会ったことで、カノアの今がありますからね。さらには熊本選手とのショートコント動画にも出ていたり、体を張っていたというか、もう、できることは何でもやる、という感じでした。
何より選手からの信頼も厚かった、というのが、V3の最終戦のこの光景が物語ってます。
バレーボールという競技が盛り上がるには、裾野の拡大が不可欠。つまりチームが増えること、が大事です。その点で紆余曲折はありましたけれど、カノアが解散することなくチームとして成立し続けた、ということは貴重な事例だと思うんですね。自分がうまくいかへんかったら、この後続く人が誰もおらんようになるけん、やるしかなかと?森田さんがそこまで思っていたかどうかはわかりませんが(一応博多弁にしました 笑)、そんな意志もあったんじゃないかな。
ほんと、ここまでお疲れさまでした、チームができたことで選手たちに選手として輝く場を保ち続けてくださったこと、に心から感謝しつつ、来シーズン以降も楽しみにしています。SVも視野に入れてますからね、カノアは。まだまだ楽しみなチームです。