ということで、2023/24シーズンのVリーグ女子が無事に終了しました。V3も誕生した一方で、現行のVリーグとしてはラストのシーズン。SVの足音の聞こえてくるシーズンでしたが、皆さんはどんなシーズンだったでしょうか。
私自身は現地観戦はV2、V3女子を含めると65試合(皇后杯含む)と、Vリーグファンの中ではかなり多いと思います。ただ、今年はVCupがあったのでそちらはホームゲーム以外は見送ったこともあり(リーグ戦至上主義なので)、一日二試合制だったにも関わらず昨シーズンより2試合減に。視野を広げるために推しのチーム以外の他のチームの試合にもできるだけ足を運びました。
※多い順に内訳を申し上げると、東レ:20、PFU:13、NEC・トヨタ車体・アランマーレ:9、久光:8、JT・埼玉上尾・岡山:7、KUROBE:6、デンソー:5、日立Astemo:4。V2は4、V3は9、です。
毎年恒例となりましたが(2018/19からやってます)、個人的にVリーグ女子で今シーズンよかった、と思うものを、会場編、スタッフ・試合編、そして各種選手編に分けて、アワード形式でご紹介します。
最初は会場編。以下の8部門です。
最優秀応援賞
最優秀新曲賞
最優秀MC賞※DJから改称
最優秀選曲賞
最優秀広告賞
最優秀企画賞
最優秀グッズ賞
審査員特別賞
最優秀応援賞:ヴィアティン三重
今シーズンもさまざまな応援団が試合を盛り上げてくれました。そんな応援団の中から個人的に心に残ったもの、がこの賞です。
ヴィアティン三重の応援団についてはこちらに書いたので、ぜひお読みいただきたいのですが、
Vリーグでは貴重なチャント主体という応援手法もさることながら、たった一人で、いわばワンオペ応援団として太鼓叩いてチャント歌ってコールして…という札幌大会からの、サッカーのゴール裏のような空間を生み出したホーム・鈴鹿大会、という応援としての盛り上げ、が素晴らしかったんです。
そして、何度も書いてますが、これです。
自チームだけでなくV3というリーグ全体を盛り上げようとしていた彼らには、V3を楽しませていただいた身として本当に感謝しております。ヴィアティン!三重!
最優秀新曲賞:「shut out」(NECレッドロケッツ)
応援団などが流す曲の中から、今シーズンから登場した新曲を表彰するこの賞。今回選んだのは、NECレッドロケッツの選手がブロックしたときに流れる曲、です。
この曲を選んだポイント、ですが、上記の動画の通り最初は野嶋華澄選手だけがやっていたんですよ。これは上記の動画と同じ黒部大会の様子です。
で、シーズン終盤に見たらいつの間にこんなことに…(笑)。
なんかこう、ムーブメントというかな。控えエリアとベンチ外の選手たちが一つになって盛り上がる光景に変わっていたんです。
動画だとわかると思うのですが、「Shut out」の瞬間にベンチ外の選手たちが突然立ち上がるんですよね。まあ、ベンチ外の選手も多いNECだからこそできる壮観な光景といいますか。
でも何より、野嶋選手がつけたであろう火が、シーズンが進むにつれ伝播していった様子がよかったと。今シーズン優勝したNECらしい光景だ、と私は思います。