今季からチームに移管されたホームゲームの運営などについて感じたことをつらつら書いてきた「THIS IS HOME」シリーズ。これまでトヨタ車体、東レ、KUROBE、岡山と書いてきたわけですが、最後はすっかり遅くなってしまいましたがNECです(ホームゲームは他に日立もJTも見てますが、特に書くことはないので)。
さて。NECのホームゲームは11/23の大田(東レ戦)と、1/26のとどろき(日立戦)を見ました。今回NECは6試合をホームゲームとして開催しましたが、このような特設サイトを作ったり、並々ならぬ気合いを感じました。
私自身はとどろきのNECは、2015年と2016年の12月、あと2017年の1月の大田と、つまり新生Vリーグになる前も見ていますが、そのときからDJ、キッチンカー、試合後のファンクラブ会員限定イベントなど、Vリーグの理想とするホームゲームに一番近かったのかなあと思っています。
また、今季初のホームゲームとなる大田大会の直前にはこんな記事も上がりました。
新生Vリーグのホームゲームを、これまでホームゲーム作りに一日の長があった(と思います)NECが、どんなホームゲームを作るのか。楽しみにして大田大会と川崎大会に行きました。
今回はレッドロケッツの練習場である玉川アリーナがあるNEC玉川事業所のお膝元という本当のホームであるとどろきの試合をベースに、いつものように感じたことをポイント形式に記載していきます。
①テクニカルタイムアウト間でのイベント
まずはセット中のテクニカルタイムアウト(セット間ではありません)で見られた、モップの早がけ対決。普段は応援団が音楽を流してどこか淡々としているテクニカルタイムアウトに、簡単なイベントを行ったのは面白い試みでした。野球だとイニング間にスポンサーがらみでこの手のイベントがあったりします。それを取り入れたのかなと。
②試合中の入場者数発表
これはJリーグで見られる光景なので個人的にはなじみがありますが、VリーグでこれをやったのはNECだけでは。
ちなみにとどろきアリーナの最大収容人数は6500だそうです。半分も埋まっていなかったことになります。試合後の監督インタビューで、金子監督が「もっとお客さんが埋まるように頑張りたい」みたいなことを言っていましたが、数字をこうしてお客さんにも示すことで選手やスタッフにも入場者数への意識を植え付けることができます。ファンにとってもそうですね。