今シーズン67試合見てきた中での個人的な撮りどころだったシーンをチーム毎に紹介する「Vリーグの撮りどころ」。全チーム(一部除く)の公開を終えましたが、ここからはチームには関係ない、いわば番外編を初めてお送りします。まずは試合の流れに沿ってご紹介します。
①コイントス
これ、ベンチ側に座っていないと撮れないのですが、コロナ禍ではそちらのアリーナ席がなくなってなかなか撮れなかったんですよね。でも今シーズンは二階に座ることも多かったので(この話は後述します)、よく狙いました。コインが映るように撮るのがなかなか難しかったりします(笑)。
②キャプテンの、チームメイトへのコイントスの結果報告
この報告の仕方がキャプテンによってまちまちで、キャプテンの性格やチームの雰囲気が思いっきり出るので撮りどころなのですが、先述した通りベンチ側の席が基本的に少なかったのであまり撮ってませんでした。ただ、チームによってはサーブ権を取った=コイントスに勝った場合、そのキャプテンを労うように拍手が起きるケースがある(日立Astemoとデンソー)ことに気付きました。
ちなみに、コイントスの勝率とチームの勝率は連動するのか、Vリーグ女子会のタイミングで今シーズン調べてみました(笑)。
私が見た限り、コイントスで勝ったチームはいつもサーブ権を取っていたので、全試合のサーブ権をチェックした結果がこれなのですが、後で姫路はコイントスで勝ってもレシーブを選択していたこともあったことが判明し、不正確なデータになったためあくまで参考値としてお考え下さい。
※コイントスの結果は帳票、ライブスコアどころか中継でもめったに紹介されない。
ちなみにフルセットでのコイントスの勝率はこの通りだったんですよ。
NECはレギュラーラウンドでのサーブ効果率2位(8.7%)でしたから(ちなみに1位はトヨタ車体の9.0%)、コイントスの勝率が勝利に直結する確率は高かったと思います。
続いては試合を支える方々の撮りどころについて。