＜ミドルブロッカー＞
JTマーヴェラス 芥川愛加選手
最近推しの選手の影響でだいぶミドルブロッカー（MB）の動きがわかるようになってきました。そんな中で、私の中ではMBは、ブロードのできる攻撃型と、高さや体幹の強さでブロックに力を発揮する守備型が一チームの中にいる必要があるなと。その点で前者がこの芥川選手です。いいなあと思っていたら全日本に選ばれましたが。
まず芥川選手は高速ブロードが得意だというのと、あと何よりサーブがカッコいい！片手でボールをクルッと回して打つのですが、この様子が本当にカッコいいんですよね。
日立リヴァーレ 入澤まい選手
こちらも最近一気に注目されて代表に選ばれましたね。久々に高さのあるミドルブロッカーが登場した。そんな印象でしょうか。こういう言い方が正しいのかはわかりませんが、代表における「ポスト岩坂」が現れた。そんな感じでしょうか。
あと入澤選手を選んだのは、この後出てくるセッターとのコンビを重視したからと言うのもあります。
＜セッター＞
日立リヴァーレ 佐藤美弥選手
私が好きなセッターは、トスの上げ方がやわらかいこと。サッカーで言えば、ボランチからのふわあっとしたロングフィード、というところでしょうか（わかる人にはわかるでしょうがシャビ・アロンソが好きでした）。なぜそうかはわかりませんが、ただ、そこ（トス）には女性らしい繊細さややわらかさが凝縮されているから、かもしれません。その点では全身全霊でトスを上げる宮下遥選手もどこかフィギュアスケートを見ている感覚になります。
私の中での理想的なトスの上げ方をしているのが、佐藤美弥選手です。とにかくやわらかいし、体も柔軟なので、トスの軌道を逆算してボールを受けに行っている、そんな印象を受けます。トスへの入り方がいい、という言い方になるんですかね。
あと、レセプションからの速攻、という点でも佐藤美弥選手はぴったりですよね。あと、確かファイナル8の深谷のNEC戦だったと思いますが、レシーブを佐藤美弥選手が低い位置で受けてトスを上げたらその上がりっぱなを入澤選手がスパイクして決めた、というシーンはしびれました。セッターのトスにしびれるというのはたびたびあるにしてもそれはたいてい「そこに上げるか」という対象の選手に対してのものであって、その上げ方にまでしびれるというのは私にとっては佐藤美弥選手くらいです。
マイベストリベロ
東レアローズ 水杉玲奈選手
思えばあまりリベロって見ていなかったな…と。その守備範囲の広さやキャプテンシーで小幡真子選手くらいしか印象に残っていないんですね。
ただ、守備型のバレーボールを志向するのであればとにかくボールを拾えるリベロ。そう考えると実は水杉選手なのかなと。内定選手として加入して1月にすぐに登録されてピンチサーバーとして出場、リベロとしてはファイナル8からなのですが、よくよく考えたらファイナルはフル出場。あっという間に東レアローズのレギュラーに駆け上がりました。
リベロは得点シーンがないので狙い続けてないと写真が撮れないポジションということで、出場した期間も短いので写真が全然ないのですが、ファイナルという晴れ舞台に立った、ということでこの写真にしています。
ということでマイベスト6でした。
「一度バレオタでドラフト会議やりたい」と言っているのはこういう部分もあって、つまり自分がVリーグのチームを作れる（全日本ではなくあくまでVリーグのチーム）としたらどんなチームにしたいか、どんな選手を集めたいか、というのを考えるきっかけになるし、ドラフト会議ということは好きな選手を取られてしまう可能性があるわけで、となると取りたい選手を優先付けするとか、そういう考えが生まれてくるんですよね。
あと、マイベストを組もうとすると自分が普段注目していないポジションとかがわかったりするので、一度チーム編成という立場でもVリーグを見てみると楽しいと思いますよ。
