18/19 マイVリーグアワード~選手編~

マイVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

個人的にV1女子で今シーズンよかった、と思うものをアワード形式でご紹介するマイVリーグアワード。会場編に続いては選手編です。

まずは、ベスト6の発表から。なおこのベスト6は、全日本の代表チームを作るのではなく、あくまで自分の好きなVリーグのチームを作る、という観点で選んでいます。もっとも、先日発表された日本代表に選ばれてしまったメンバーもいるのでオールスターっぽくなってしまった部分もありますが。

マイベスト6

<アウトサイドヒッター>

久光製薬スプリングス 新鍋理沙選手

もしチームを編成するドラフト会議があったとしたら、私が一位指名するのは新鍋選手です。新鍋選手を軸にチームを作っていく。そういう存在です。

ではなんでそう思うかというと、サーブレシーブからゲームを組み立てられる人、だからです。私がバレーボールのチームを持てるとしたら、コンセプトは守備からの速攻。サッカーで言うカウンター型です。というコンセプトに、このベスト6が合っているのかはまだわかりませんが、でも新鍋選手はそのコンセプトの核になるには最適の選手ではと。というより新鍋選手さえいればチーム自体は十分成立しそうですけどね。「新鍋システム」みたいなバレーボールになればいいなあと。あれですよ、ASローマでいうトッティを活かすために生み出されたゼロトップみたいなものです。

埼玉上尾メディックス カタリナ・バルン・シュシュニャル選手

Vリーグのチームであれば外国人選手を一人は入れたい。そう考えたときに最初に浮かんだのはトヨタ車体のネリマン選手だったのですが(性格もさることながら、バックアタックができる)、そうなると新鍋選手がレフト起用になる、という話をいただいて、それで替えました。シュシュニャル選手は攻撃力があり、バックアタックができ、かつ左利きなのでレフトに配置できる…

それが理由です。ただ、若い選手の多い埼玉上尾の選手たちを引っ張る存在にもなっているので、私のチームでも大事な役割を果たしてくれそう。そんな思いもあります。

日立リヴァーレ 窪田美侑選手

レセプションが得意という理由で、チームコンセプトの中で選んだのもありますが、とにかくかっこいいんですよね…

と打ってそれ以上の言葉が出てきませんが(笑)、ま、純粋にチームに入れたい選手ってことですね。