ボールが浮く石川真佑選手のサーブ動作
これ、わかりますかね。石川選手はサーブでボールを掲げるのですが、そこから動作に入って腕を下ろすときに、ボールが浮いているんですよね。てっきり手に乗せたままだと思っていたので意外でした。
それに気づいてからはめっちゃ撮ってました(笑)。これは、今シーズンからカメラが変わって、連写が従来の10コマ/秒から30コマ/秒と三倍になったのも大きかったですね。
普通、サーブを撮るときは打ったらボールに合わせてすぐにネットの方の選手だったり、被写体をすぐに変えるのですが、石川選手は打った後もそのままカメラを向けていることが多かったです。なぜか。サービスエースでのガッツポーズを撮りたかったからです。まあ、ミスしたときのリアクションも撮れちゃうんですけれど(苦笑)。
サーブだけでいきなり長くなりました。石川真佑選手、もう少し続きます。
石川真佑選手のバックアタック
まあ、これは定番ですよね。あと、石川選手のアタックは本当にダイナミックでパワフルなのですが、それをどうしたら伝わるのか、は本当に難しかったです。
その魅力を伝える撮影技法は全然成長できませんでしたが、今シーズン新たに狙って見たカットがあります。
トスを見上げて走る石川真佑選手
セッターの関菜々巳選手が上げようとしている、または上げているトスを見ながら助走をする、という光景を、関選手とボールも入れつつ、という構図で狙って見ました。ボールを入れるために斜めにしたりして。
だから何?という感じですが、何度も見ている光景だけに、いろいろ工夫といいますか、魅力を伝えるために試行錯誤した結果です(伝わっているかどうかは別として)。
石川選手は来シーズンは見られなくなりますが、代表の女子選手でのヨーロッパへの海外移籍は久しぶり。アウトサイドヒッターとなればなおさらです(長岡望悠選手以来かな)。私は女子選手も男子のようにもっと海外に出て行くべきだと思っていたので、石川選手がその突破口になればなと思いますし、さらに成長してほしいなと思っています。そして、いつでもお待ちしています。
さて。東レは選手の入れ替わりも全然なくて、同じような光景ばかり見ているので新たな撮りどころというのが実は少なかったりするのですが、気づけば今シーズンはサーブのシーンばかり撮ってましたね。ということで、こちらも独特のフォームのサーブについて。