18/19東レアローズ粘風記~ファイナルステージ編~

東レアローズ滋賀
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

2019/4/13 対久光製薬スプリングス ○3-2 武蔵野の森総合スポーツプラザ

この話もこのブログに…

今にして思えば敗北感しかないこの試合だけれど、ウチは勝っているんだなと。久光相手に勝ったのは相当久しぶりのはずだ。ここだけは自信を持っていいと思う。ただ、ゴールデンセットの戦い方を久光は知っていた。こっちはゴールデンセットという相手の未知の土俵に持ち込んだつもりが、相手にとっては想定内だったと。この差だった。

ちなみにこのブログを書くときに東レの公式ページにある試合内容や選手のコメントを見ていたんだけれど、

https://www.toray-arrows.jp/women/game/v_league/detail_18_19.html?key=ADEC095677B334A3492583C80005E100

まさにここに書いてある「あと少しには物凄く差があった」に尽きると思う。

とはいえ。僕にとっては決勝で久光に敗れた結果の準優勝、ではない。4位通過でポイント0のファイナル8から勝ち取った準優勝、だ。そこは選手たちは胸を張って欲しい。

ただ一言だけ言わせてもらうと、今回東レの下克上という言葉を使う人がいたけれど、下克上というのは実力のないものがのし上がることを言うのであって、本来東レは4位通過するチームではない、実力のあるチームだったと思う。なので下克上、ではない。

来季の東レはこの勢いを持続できればあの久光を倒せるかもしれない。その可能性は少しは大きくなったと思う。その点では黒鷲旗で優勝したのは大きかったと思う。そりゃ、久光のいない大会なんだから、とは思うけれど、でも、チーム全体の底上げという点ではこの優勝は自信になるのではと思う。

さて。

長々書いてきたけれど、ここからが大事な話。

僕は実質今季から東レアローズにドハマリしたわけだけれど(Vリーグは15/16から見始めて撮るようになったのは16/17。とはいえ10試合くらい。17/18は北海道にいたので全く見てなくて18/19から再び見始めた)、何でそうなかったのかを改めてまとめてみた。なにせ今季は50試合(黒鷲旗除く)、東レは23試合も見ているわけだし。「どうやったらVリーグにハマる人が増えるだろう」という参考になれば。

①共有

僕は試合で撮った写真は片っ端からアップするタイプだ。ちなみに遠征の時はたいてい夜に一人で地元の店(これを探すのも結構大変だが)で酒を飲みながら、一眼レフから写真をスマホに転送して、パパッと選んでいる(日曜なら帰りの新幹線の中で)。とにかく早く、写真をフォロワーさんに見てもらいたい。その一心だ。僕は自分のために撮っているのではなくてフォロワーさん始め皆さんのために撮っている。そういう考えだ。

で、僕が写真をアップするようになるとフォロワーさんが増え始めて、反応も増えた。それが自分の中での、試合に行くことのモチベーションになっていたのは間違いない。しかもその反応だったり、フォロワーさんがRTしてくる画像なりで「こういう写真が喜ばれるのか」と思ってそれを撮ろうとしたり…とか。僕にとってはSNSはマーケティングールであり、そしてモチベーションの元だ。

あと何より「選手が使ってくれる」、つまり選手と共有できるのもうれしかった。まあこれはおまけみたいなもので、それを狙おうとはしなかったけれど。