Vリーグにおける音響と応援の関係性を、私の好きな東レアローズを例にお話ししたいと思います。なお、別にこれは東レの大ファンが「東レアローズの応援って素晴らしいでしょう」ということが言いたい、自画自賛したいわけではなく、例として説明しやすいから、ということです。誤解なきよう。
まず、前のブログでチーム別に書いたような音響の特徴から。
■「青春」東レアローズ
東レアローズの音響は、オーソドックスだと思います。正直言って音楽だけなら日立リヴァーレのファンになっていたはずで、東レアローズファンになった自分を不思議に思うこともありました(笑)。
あと、動画はないのですが、得点時の音楽のテイストは聞いていて戦隊モノという印象でした。東レも音楽は毎年それなりに入れ替えている印象です。
まあ後はやっぱり得点時の「ワッショイ」ですね。
そしてそして、東レアローズと言えばやっぱりこの曲、ですね。
この曲はThe Specialsというイギリスのロックバンドの曲。今見たら1979年のリリースとありますから、40年前!の曲です。えっ、どんな曲かって?それはとても言えません(笑)
まあ「かわいいオレのベイビー」みたいな感じですかね。個人的には初期のサザンとかそんな感じじゃないかな。じゃあなんでこの曲なのか、については…
ここからが、Vリーグにおける応援論、になります。
■応援とは、「参加」である
私は18/19シーズンはトータルで50試合見るなど、どっぷりVリーグの世界にはまりました。で、特にシーズン終盤はベンチ裏の席に座ることが増え、つまり応援団と相対する席に座ることが多くなって気づいたのですが…
応援団席に座る客層は、チームによってまちまちなんだなと痛感しました。
私はそれまで、応援団席に座る人たちは、所属チームの企業の従業員、だと思ってました。チームは企業のものですから、企業の従業員が座る席だと思ってました。Vリーグでは試合前に各チームのブースが受付として席を構えてますが、そこはチームの企業の従業員向けのブースだと思ってました。ところが一概にそうとも言えないんだなと。これは特に東レアローズがそうなのですが、会場の地元の高校生とかが団席にいるんですよね。実態はわかりませんが、選手の出身だったり、地元のバレーボール有力高校の生徒達が招待されているのではないでしょうか。
だから、東レアローズの団席って平均年齢がいつも若い印象です。年齢が若いと、応援の声もまた違うんですよね。簡単に言うと張りのある声、です。春高なんかまさにそんな感じじゃないですか。声が若いと、声援もまた違うというか、より響くんですよね。