中の人の仕事ぶり
今シーズンからアシスタントマネージャーに就任した白井美沙紀さんは、いわゆる中の人でもありました。試合前練習に参加している中の人はV1ではウチくらいでしたね（笑）。あと、特に競った試合だと元選手の血が騒ぐのか、ベンチ外エリアから声出してました。中の人とは思えない光景ばかりで、それが撮りどころでした。
でも白井さんの仕事は本当に多岐にわたりましたね。中の人としてインスタライブもやっていましたし（その代わり選手に任せてご自身はいったん離れる、なんてことも多かったです）、ヨントンとかフォトコンも間違いなく白井さんも携わってましたからね。ただでさえ中の人としての企画は増えているのに、アシスタントマネージャーとしての仕事もある。大忙しだったと思いますが、今シーズンはアロじょもアロともも、白井さんの存在失くしては考えられないシーズンでした。
これは金沢大会の様子なのですが、
場内一周が終わって、最後に自分の手と合わせて選手にハートマークを作ってもらうということをしていたのですが（このあたりもいろいろ試行錯誤されてらっしゃいました）、その後に集合写真を撮るということを選手たちが忘れていて、「おーい！帰るなー！」と呼んでいるようなのが面白かったですね。アロじょのフリーダムさが伝わってきました。白井さん、大変だったろうなあ（笑）。
個人的にはこの写真が好きなんです。
これは11月の金沢大会で、2セットを先取したのに追いつかれて最後フルセットで勝った試合なのですが、白井さんは勝ったということで笑顔で握手を求めているのに、石川選手はその試合内容に納得してなくて拒んでいるという。この二人の性格がよく出ていると思います。
白井さんはお父様が指導している大学のバレーボール部に加わって、指導者としての道を歩み始めています。未来のアロじょ、がそこから生まれるといいなあ。そして、長い間お疲れさまでした。
さて。だいぶ長くなりましたがいよいよ石川真佑選手の登場です。
ボールを高く放り上げる石川真佑選手
試合開始時の最初のサーブとか、セット間、選手交代等でちょっと間が開いたときに、ボールを高く放り上げるんですよね。この写真は会場の照明などもあって、いい一枚になったと思います（笑）。
飛び上がって喜ぶ石川真佑選手
自分ではなく他の選手が決めたりすると、こうして飛び上がって喜んでました。すごくいい光景でしたね。
一人でいる石川真佑選手
これは昨シーズンも撮りどころでした。要は彼女がサーブのローテーションのときのテクニカルタイムアウトだと、コートに戻る前の整列ではサーブ位置に近い一番端にいるので、結果的に一人ぼっちに見えるということなのですが、サーブに向けて一人集中しようとしていたのかもしれません。
あいまゆ（黒後愛、石川真佑両選手）
言うまでもなく下北沢成徳の先輩後輩ですし、3年生と1年生として一緒にコートに立ったこともあります。そんな中でやっぱり石川選手にとっても黒後選手は頼もしい存在なのでしょう。一シーズンぶりに復帰をしたことでその喜びが爆発していた印象を受けましたし、それを通して「チームには愛さんが必要です」というメッセージも発していた気はしましたね。
いつも石川選手が飛び上がって黒後選手に駆け寄るシーンが多かったのですが、その逆はちょっと珍しいかな（笑）。
またこれは1月の岐阜大会なのですが、黒後選手、石川選手をあえて並べるローテーションにしたと思われるシーンもありました。サーブレシーブでの石川選手の負担軽減もあったでしょうが、二人の絆に賭けた部分もあったのかなあと。
あとこれは3月の豊田大会でのKUROBE戦の勝った瞬間の光景なのですが、なんで黒後選手はこんな変顔をしているんだという（笑）。まあフルセットにもつれ込んで苦戦したというのもあるのでしょうが、石川選手だから見せた表情という印象ですね。そして何よりこの光景です。
10月の輪島大会で、石川選手の右肩にあざのようなものがあって、それを黒後選手が指で押していたのですが、翌週の草津大会でまたやろうとしたらあざが消えていてびっくり、という光景です。これは笑いながら撮ってました（笑）。
黒後選手の話、まだまだ続きます。
