Vリーグの撮りどころ22/23シーズン ~東レアローズ・プレー以外編~

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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

小川愛里奈選手と中田紫乃選手のルーティン

昨シーズンまでの東レは、選手入場が終わってそこから引き揚げてきて円陣を組んだ後、選手同士で全員とハイタッチをしていたのですが、今シーズンはそれがなくなり、すぐに選手入場に向けて並ぶようになりました。

なので昨シーズンあったこのルーティンも当初はなかったのですが、シーズン終盤に復活していました。ちなみに元々は、小川選手は最後に黒後愛選手と腕をぶつけ合って最後はお互い飛んで体をぶつけ合っていたのですが、それはやりませんでした(密かに復活を楽しみにしていたんですよ)。

選手入場前のセナエリ(関菜々巳・小川愛里奈両選手)

選手入場はシーズン序盤、そして終盤は背番号の関係で4番の小川選手が最初で次が6番の関選手だったので、選手名が呼ばれるまで少し話してました。井上奈々朱がスタメンだと彼女が1番で先頭なので見られなかった光景です。基本的にはリラックスさせるためなのか、小川選手が何か言ってよく関選手を笑わせてましたね。

そして、会場のアナウンスに合わせてこんな風に全選手とハイタッチして入場していきます。

入場のタイミングがつかめない(笑)小川愛里奈選手

選手紹介が始まると、先頭の小川選手が順にハイタッチしてコートに向かうのですが、小川選手が早く始めすぎて、終わったときにはまだ名前が呼ばれていないため立ち尽くす、ということが何回かありました(笑)。でもこれは途中から井上奈々朱選手がスタメンになったので井上選手が先頭になったこともあったのと(井上選手のタイミングは完璧でした)、井上選手が負傷で欠場してまた元に戻っても遅めにスタートするようになって、終盤はかつてのように立ち尽くすということはなくなりましたね。

円陣からのぐるぐるカーテン

全選手が入場して輪になった後、コート上の選手がぐるぐる回ります。これは私が見始めた15/16シーズンから続いている、東レの伝統芸です。ちなみに「ぐるぐるカーテン」なのは単に乃木坂46にそういう曲があるからで、勝手にそう呼んでます(笑)。たいていは「ぐるぐる」と呼ばれているかな。

試合前編はここまで。ここからは試合内での、プレー以外での撮りどころです。