さて、群馬銀行は今シーズン初めて見たと申し上げましたが、ただでさえ初めて見るチームなのに選手が固定されていないので、見ていてものすごく頭を使うチームでした。しかも起用される選手だけでなく、菊地実結選手のように試合中にポジションも変わる選手もいたのでなおさら。
特に大変だったのが、コートキャプテン申告でした。というのも実は私は元々コートキャプテン申告が撮りどころなのですが、今シーズンはより狙って撮りました。普段から見ているチームなら誰が手を挙げるかは見当がつきますが、何せ初めて見るチーム。どんな選手がいるかも把握しきれていないし、かつ選手起用が固定ではないのでものすごく難しかったです。
そんな中で、既に挙げた白岩選手はもとより、この二人───田中瑠奈選手と藤井寧々選手───を当てたときはうれしかったですね。パッとコートを見たときに手を挙げそうな選手を決めて狙い撃ちにするのですが、なにせ主審が笛を吹いて手を挙げるまで数秒。その間にピントを合わせたりするのはけっこう難しいということはお伝えします(笑)。クイズ大会みたいなものですよ。
さて、群馬銀行を見に行こうと思ったきっかけがアナリストの伊藤南さん、そして菊地選手と藤井選手だったという話は何度もしていますが、そうなれば当然その方々を追います。ということでまずは菊地実結選手です。
登録上はMBなのですが、あるときはOH、あるときはOP、はたまたS…と、見ていて脳内がバグる選手でした。初めて見るチームだと、全選手のポジションまで把握してないのでなおさらです。しかし、菊地選手はVリーグ屈指のユーティリティプレーヤーでは。
あと、何よりムードメーカーでしたね。群馬銀行自体明るいチームなのですが、彼女が引っ張り上げているような(笑)、そんな感じです。