プレステージ・インターナショナルアランマーレ
こちらも今シーズン初めて見たチームです。マイVリーグアワードのV2ベスト6編でも書きましたが、菅原里奈選手は知っていたので、元々かつての推しの影響でMBに注目するのもあって自然と枚数は多くなりました。
既に上記の記事内で触れてますし、撮っている方はたくさんいるので私が何かを言う必要もないのですが、V2を代表するMBなだけに、来シーズンV1でどれくらいやるのかはちょっと楽しみですね。間違いなく今まで以上に注目も集めるでしょうしね。
ただ、このチームは何より北原勉監督でした。
選手たちのよき兄貴分という雰囲気もあり、選手たちと一緒に盛り上がる熱さもあり、と、今まで見てきた監督の中でもまた独特のオーラがあるなあと思ってました。
私はVリーグファン歴が浅いので全く存じ上げない方だったので今調べてみたのですが、
なるほど…という感じでした。たたき上げという言い方が正しいのかな。ただ、いきなり海外で指導歴をスタートさせたり、異色の経歴ではと思います。間違いなく、引き上げることが得意なのでは。その点ではアランマーレにはうってつけの監督かもしれません。
2015年のチーム設立と同時に就任し、足掛け8年。彼が耕してきた田が、ようやく実り始めてきた。そんなV1昇格なのではと思います。おめでとうございます。
そんなプレステージ・インターナショナルアランマーレの今シーズンの個人的なベストショットはこちら。
これは2月5日の前橋大会での一枚。この日アランマーレは第一試合だったのですが、そのまま残って第二試合の群馬銀行の試合も見ていったんですね。移動の関係か途中で帰りましたけれど、全員でしっかり見たわけです。しかも二階のスタンドとかではなく、一階のコートエンド(これはたまたまチーム関係者エリアがそこだったのでしょうが)。
群馬銀行とは最終戦で当たることになっていたのですが、首位争いをしている両チームですから当然レギュラーラウンド優勝のかかる大一番になるでしょうし、その後のファイナルでも間違いなく当たることになる相手。それに備えてしっかり見ておく、ということだったと思います。
これ、群馬銀行には後々プレッシャーになったんじゃないかな…。どこか北原監督が不敵な笑みを浮かべているようにも見えます(考えすぎか 笑)。要は、ファイナルは既に始まっている。試合は何もコートの中だけじゃない。こうして見ることも試合なのだ、と。それを自チームの選手たちに伝えたかったのと、相手にプレッシャーをかけていた。そんな一枚だと私は思います。
そして結果は皆さん、ご存知の通りです。
以上V2・7チームの私の撮りどころをご紹介しました(熊本は1試合だけだったので今回除外させていただきました)。それほど試合を見ていない中でも気づきはありますし、「こんな視点もあるんだ」という何かの参考にもなるのではと思います。願わくば、これを読んだ方が「今度V2も見に行ってみるか」と思っていただければ幸いです。
…えっ?あのチームがない、ですって?
そのチームは撮りどころがたくさんあるので、個別に記事にします。