Vリーグの撮りどころ22/23シーズン ~V2編~

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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

ブレス浜松

19/20シーズンに一度見ているのですが、そのときは対戦相手のGSSの方に注目していてあまり記憶に残っていないんです(なにせこんな記事を書いてますから)。今シーズン初めて見たと言っていいでしょう。どんな選手がいるかもほとんど知らず、かなりまっさらな状態で見ました。

その中でまず印象に残ったのは、中野祐希・浅野奈菜両選手のMBコンビ。中野選手はクイック、浅野選手はブロードと役割が分かれ、それぞれが持ち味を発揮していたなと。V2の中でもミドルの打数が多い方じゃないかな…。特に浅野選手のブロードは、マイVリーグアワードのV2ベスト6編にノミネートするほど魅せられましたね。

そして、マイVリーグアワードの控え選手編にノミネートさせていただいた若泉佳穂選手。そこでも書きましたけれど、トヨタ車体の大川愛海選手を彷彿とさせますね。いわゆる左の打ち屋、は今の日本代表には不足していると思うので、そこに彼女が名乗りを上げてくるのでは、と思っています。最優秀新人賞も獲りましたし、ぜひご注目を!

さて、先ほど両MBがいいと書きましたが、当然二人を使いこなせる人がいてこそ。そう、セッターの森木かれん選手です。176cmはあの籾井あき選手と同じと、V屈指の高身長セッター。流山大会では5ブロックを記録しています。

その背の高さを生かし、ボールを上げるというよりはボールを置くという感じすらしました。ボールをあまり上げない=滞空時間が短い=速いバレー、ですよね。200cmのところにボールを上げるのに、156cmの人に比べて176cmの人は、ボールを到達させる距離、時間がグッと短くなる、そういうことです。ゆえに浜松のバレーは彼女によるところも大きいのでは、と。流山大会しか見ていないんですけれどね。

あと何よりその背の高さもあって、K-POPのガールズグループのセンターみたいな雰囲気もありました。彼女が見つかって、女子ファンが増えるといいなあ。

そんなブレス浜松の今シーズンの個人的なベストショットはこちら。

入場前にキャプテンの水上真悠子選手がふと上を見上げたときのもの。チームはあまり関係のない一枚ですが、キャプテンの緊張というか重圧というか。そんなものが垣間見られたシーンでした。