Vリーグの撮りどころ22/23シーズン ~V2編~

カメラ
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これも5年連続とオフシーズンの定番企画になりました。今シーズン67試合見てきた中での個人的な撮りどころだったシーンをチーム毎に紹介するものです。

Vリーグの試合を撮っているとき、「このシーンがツボ」みたいな撮りどころは、試合を撮っている人それぞれにあると思います。それは一方で「こんなシーン見ていると面白いよ」という紹介にもなると思います。

従来はV1のみでしたが、今回はV2も14試合とそこそこ見たので初めてV2編もやります。とはいえ各チームの試合観戦数は少ないのでV1みたいにチームごとではなく一括でやります(当然ですが、見ていないチームはやりません)。下位から順にご紹介します。

なお、私は基本的に初めて見るチームはあまり事前に予習せず、当日見ている中で自然と注目したシーンを撮ることが多いです(フォロワーさんなどのツイートなどで、事前に特定の選手に興味を持つこともあります)。

ヴィアティン三重

今シーズンからVリーグに昇格したこともあって初めて見ましたが、楽し気なチームでしたね。試合間のイベントで行われていた地元の学校のチアに合わせて踊っていたり、円陣の後に飛び跳ねたり。こういう楽しそうなチームは自然と関心が向きます

あと、スタメンの選手入場時にはマスコットであるヴィアくんを選手が手にしていたのも、個人的にはツボでした。サイズがちょうどよいという(笑)。久光のハルちゃんもこんな感じだったかな。

選手としては、マイVリーグアワードの控え選手編でも選出させていただいた浅川希選手が撮りどころでした。そこでも書いたので省きますが、小柄な選手が奮闘する様子って人の心を打つと思うのですが、それはどこかチームと重なる部分もありますし、それプラス、感情を爆発させる方なので見ていて楽しかったです。

そんなヴィアティン三重の今シーズンの個人的なベストショットはこちら。

これは三重にはあまり関係がないのですが、普段はアリーナで見ることが多い私がこの日の荒川大会はスタンドから見たのですが(アリーナはファンクラブ会員限定)、ネット越しの攻防、というバレーボールの魅力に気づかせてくれたのがこの一枚だったからです。

でもそれは小柄な浅川選手が、懸命に手を伸ばしているからかなとも思います。