①より細かいニーズに対応するため
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Cockpit-ペア(NECのスタートコートの反対側のエンドのスーパーシートの一部)
文字通りペア席です。仲のいい友達や恋人と一緒に見たい、というファンも多くいます。まさにそれに応える席です。
②付加価値を高めることでの単価増
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GO HIGHER-ⅠW(いわゆる主審側スーパーシートのネット際)
Cockpit-EX(いわゆる主審側スーパーシート)
Cockpit-W1列目(いわゆるベンチ側スーパーシート)
OOTA PACK(大田開催の全6試合がセットに)
「GO HIGHER-ⅠW」については、普通はスーパーシートの中でからさらに種別が分かれているケースはなく、どこがいいかを指定する形なのですが、これは完全に特等席を保証する形です。価格(一般)はなんと33,500円! たいていスーパーシートの相場は8,000~10,000円ですから、いかに高いかがよくわかると思います。ただ、好きな選手のサイン入り試合球(どうやら試合後に書いているようです)もついてきます。
「Cockpit-EX」は15,000円(一般価格)と、スーパーシートの相場からすれば高いのですが、その代わりサイン入りボール(選手指定不可)とピンバッジがついてきます。これも単価を増やす工夫です。
「Cockpit-W1列目」(10,000円)はいわゆるベンチ裏のスーパーシートですが、大田ではアリーナの最前列となってました。普通スーパーシートはコート上に設置されますが、感染拡大防止対策もあってベンチが広く取られているため席を設置する余裕がなく、結果的にアリーナの最前列をスーパーシートにした形です。
ちなみに正反対の、主審側の最前列は5,000円。ベンチ裏という付加価値をにらんでの価格設定だったと思いますが、私が座ったときはアリーナ最前列ということで段差がついていたのでめちゃくちゃ見やすい席でした。
「OOTA PACK」は大田で開催される同一のシートの全6試合がセットになったもの。価格自体は各チケットのファンクラブ価格を6倍していて割引にはなってないけれど(普通はセット割引とかしそうですが)、宛名入り+メッセージ&サイン入りボールと限定ピンバッジがもらえるというもの。6試合をセットにすることでの単価増につながっています。
④ネーミングライツによる収入増
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東急ハンズシート(いわゆる主審側スーパーシートの二列目)
ライズTOKYOシート(エンドのアリーナ中段一帯。1/15、16のみ)
東急ハンズはユニフォームでもスポンサードしている企業で、その関係でネーミングライツにも名を連ねたのかもしれません。ただ、普通は「スーパーシート」として一緒くたにされる中で、ネーミングライツを獲得しているのはすごいことだと思います。
「ライズTOKYOシート」もレッドロケッツをスポンサードしているのですが、マットレスのメーカーだけに、サイン入りクッション付きシートがついてくる、というのはぴったりなコラボレーションです。しかもご存知の通り大田区総合体育館のアリーナとスタンドの座席は板張りなので、クッションはありがたいわけです。
これだけでも十分特筆に値するのですが、ここからが大事な話。