最優秀新人賞：福本眸選手（KUROBEアクアフェアリーズ）
私が今シーズン初めてKUROBEを見たのは1月の松山大会とかなり遅かったのですが、それまでに他チームのファンから「KUROBEのリベロはいい」という評判が聞こえていたくらい、評価が高かったということですね。高校・大学バレーまでは追っていない私は全く知らない選手でしたが、試合が始まると自然と注目しました。
KUROBEは5試合見ましたが、プレーは元よりその存在感が半端なかったですね。彼女が後ろに控えていることの安心感が文字通り土台となってチームを支えていた、そんな感じです。プレーで、そしてガッツポーズでチームを後ろから鼓舞し続けました。今シーズンKUROBEは過去最多の10勝をあげましたが、はた目から見ていてもチームの雰囲気がとてもよく、そこには彼女の存在も大きかったのではと思います。
それもあってか、KUROBEとしては初の日本代表選手になりましたし。KUROBEは社業比率が高いので（スポンサー企業に雇用されているため）、長期間その会社を欠勤になってしまう代表に選ばれるのは難しかったはず。それをクリアしたであろうKUROBEのフロント陣も素晴らしいと思います。
しかし、こういうプレーとガッツポーズで鼓舞するタイプもKUROBEのリベロの系譜なんですかね（トヨタ車体に移籍した立石選手もそんな感じでした）。彼女のガッツポーズは本当に速くてかつ一瞬なので、撮るのは結構大変でした。一番上は（自分でいうのもなんですが）会心の一枚になりましたが、ご本人がインスタで使っていただけたのはうれしかったです。
続いては、今年も各チームで大活躍した助っ人、最優秀外国人選手賞です。
