22/23 マイVリーグアワード~控え選手編~

マイVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

平山詩嫣選手(ミドルブロッカー・久光スプリングス)※初選出

頭のいい選手だな、というのが何よりの印象ですね。

元々平山選手に注目するようになったのは2021年のVCupでの控えエリアの自由ぶりとプレーではなかったのですが(かつての久光を知る身としてはびっくりしました 笑)、今シーズンはプレーを見る機会が多く、一気に注目するようになったという感じです。

一言で言うと存在にゾクッとする選手ですね。個人的な考えですが、東レの大﨑選手に通ずるものがあります。二人ともオタクというのもあるのかな(笑)。特に平山選手のツイッターはバレーボール選手というよりは普通の女子という感じで(笑)、見ていて面白いですね。

私のフォロワーさんにも彼女のファンが何人もいますし、というより彼女たちがあまりに推すので注目するようになった部分も大きいです。久光はアキンラデウォ選手が抜けたとはいえ荒木、濵松、大竹とV1女子では一番競争の激しいMB陣だと思いますので、これからも切磋琢磨してほしいなあと思ってます。

深澤つぐみ選手(アウトサイドヒッター・東レアローズ)※初選出

彼女ほど最強のジョーカーはいないですね。ミドルブロッカーでも、オポジットでも、そしてアウトサイドヒッターでも。今シーズンのリーグ戦でスタメン出場はなかったと思いますが、彼女が出ることで流れが変わった試合はいくつもあったと思っています。

特にサーブは会場がどよめくようなパワフルなジャンプサーブでしたし、クイックもパワフル。こういう選手が控えにいることが東レの強さだったと思います。来シーズンは出番が一気に増えそうです。

姉のめぐみ選手はシーズン序盤ではレギュラーをつかんでいたように、差をつけられていた部分もあったと思いますが、つぐみ選手はそのユーティリティぶりをいかんなく発揮して巻き返したなと。ほんと、姉妹でそれぞれのスタイルで切磋琢磨していますね。