2023/5/25に、東レアローズ女子チームから選手・スタッフの引退・退団に関するリリースが出ました。基本的に東レ(以下本文では全て女子チームを指します)は退団発表を5月末に、そして新体制を6月に発表しているのでいつも通りではありましたが、その内容は東レアローズファン(通称:アロとも)にとどまらず、バレーボールファンに衝撃を与えるものだったようです。
私自身それなりに長く(といっても18/19から)を見てきている身として、今回のリリースについて感じたことを考察します。なお、私は東レ株式会社の社員でも関係者でも全くなく、ただのそこそこ見ている一ファンとしての極めて個人的な考え、ということを大前提としてお読みください。
4月に先に小川愛里奈、石川真佑両選手の退団が発表されていましたが、今回追加で発表されたのは中田紫乃、黒後愛、クラン・ヤナ、水杉玲奈、野呂加南子、坂本侑の全6選手。あわせて8選手が抜けることになります。元々18名(内定選手含む)でしたからほぼ半数ですね。
ちなみになぜ退団発表が二回に分かれていたのか、ですが、これは単純に小川・石川両選手は代表に選出されており、チームを離れて代表に合流したからでしょう。
これに伴い現時点で今のメンバーは下記となります。
OH:西川、深澤、古川、谷島
MB:井上、大﨑、樫村
S:関、真鍋
L:中島
※背番号順。ポジションはVリーグ登録のもの
さて、皆さんはこれを見ていかが思われますか?
私の中では、試合ができる最低限のメンバーが残っている状況、です。
まず大前提として2023/24シーズン、チームは活動することは確定しています。当たり前のことですが、けっこう重要なことだと思います。では、その後どうなるか。そう、24/25シーズンはVリーグが再編される年です。次からはこの点について考察します。