2022/23シーズン、群馬銀行グリーンウイングスの流儀

群馬グリーンウイングス
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⑨チームのすべてが詰まった円陣の光景

チーム全員の円陣って基本的に、試合前のウォーミングアップで初めてコートに入ってきたときにやりますが、これってチームによってやり方が全然異なるので面白いんですよね。多分仕切りは当番制かなと。ちなみにGSSだと一発芸をやってます(笑)。

で、群馬銀行の円陣なんですが、びっくりしたのが、監督が第一声を発するんですよ(試合前も、開始直前も)。「さあさあ、今日もやってやりましょう」みたいな感じで声をかけてから、選手が声を出す。そこそこ長くVリーグ見てきましたけれど、試合前の最初の円陣で監督が第一声を発するチームは初めて見ました。

で、これは前橋大会の日曜なのですが、二人目の仕切りの選手(円陣組んでいるので誰かはわからず)がこう言ったんですよね。

「私は、みんなのことが大好きでーす!」

いや、これはもう、これ以上言うことはないですね(笑)。ファインダーがちょっとにじみました。

さて。最後に、なぜ私が群馬銀行を見ようと思ったのか。推しのチームの試合に行かずに前橋まで来たのか。

いろいろ理由があるのですが、藤井選手と菊地選手の存在が大きかったです。この二人がSNSで積極的に発言していたし、私をフォローしてくれたというのもありました。藤井選手はスペースを聞きに来て下さったこともあります。そして前述した道下選手の思いと、「だったら私がやろう」というその意気込み。それに応えよう、足を運ぼう、と思ったのが大きかったです。

ただ、その原点って伊藤南アナリストなんですよね。伊藤さんはいつからかわかりませんがSNSで私をいち早くフォローしてくださって、スペースもよく聞きに来てくださいます(それで藤井選手が聞きに来たんですね)。そんなご縁もありますが、なにせU20、AVCカップ、二つの優勝に貢献した方なんですよ!そこに敬意を表して、一度群馬銀行を見てみよう、と思ったのが始まりでした。

伊藤さんはけっこうファンの声を見てくださるんですよね。私みたいな素人の意見も「そういう視点もあるのか」と、耳を傾けてくださる。競技経験者だろうが、素人だろうが、それぞれの視点には絶対価値がある。そう思ってくださっているんじゃないかな。

最後になりますが、悲願のV1昇格目指して頑張ってください。そしてその節は、前橋大会の対戦相手に東レをお選びいただくとうれしいです(取引かよ 笑)。