ホームゲームに来て、は誰でも言うんですけれど、グッズ作って駆け付けて、とまで呼びかけるチームは私が見てきた限り今回の群馬銀行だけです(あ、埼玉上尾もやっていたかも…)。
つまりそれは選手たちの熱意、でもあるんですよね。その熱にファンも呼応する。それがこの前橋大会でした。チームだけでなく選手もホームゲーム作る。そしてファンも作る。その呼応関係が素晴らしかったです。
あと場内一周では、御礼も兼ねて自分の応援グッズを探して、見つけたらそこに目線も向けていました。実際やっていた方がいたかはわかりませんが、グッズを作った人がカメラを向けたら、選手たちも御礼としてポーズをとって応えていたんじゃないかな。
選手も作る。ファンも作る。MCも作る。あらゆるものが前橋大会がきっかけで作られた。この記事のタイトルを「MADE IN 前橋」としたのはそういうことです。だから一般的にも前橋名物として「群馬銀行グリーンウイングス」が浮かんでくるようになったらいいなと思います。
こうして改めて振り返ってみると、今回の前橋大会に流れていたものは「熱」でした。チームだけでなく選手個々から発せられる熱。それに呼応したファンの熱。
でも、その熱の根底にあるものって、「今シーズンこそはV1に昇格する!」という、チームから発せられる熱意なんじゃないかな。
もっともその熱が強すぎて、選手たちが硬くなってしまったのが土曜のJAぎふ戦だったのかな、とは思いました。あの敗戦は、来るべき大一番───ファイナル3、そしてチャレンジマッチ───への、いい教訓になったのではないでしょうか。
さて、私が群馬銀行を見たのは今シーズンが初めて。1月の流山大会と今回の前橋大会の三試合だけですが、見ていて面白いだったので、感じたことを別の記事で書きます。
最後に。本当に素晴らしいホームゲームをありがとうございました。