19/20 マイVリーグアワード~会場編~

マイVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

最優秀選曲賞(※新設):トヨタ車体クインシーズ

今シーズンから新設しました。ホームゲーム等で流れているBGMを表彰するものです。

そもそもは今季初めてV1男子を見に行ったときにパナソニックパンサーズの応援BGMに興味を持って(ここのセンスは本当に抜群です!)、曲判定アプリを使って曲を調べるようになったのですが、それからホームゲームで使われているBGMも調べて、Spotifyでプレイリストにして公開するようにしました。ちなみにここに一覧がありますので宜しければどうぞ。

Spotify – Web Player

なんでこういうことを始めたかというと、選曲にもDJのこだわりがあるから、です。

例えば試合終了後、NECは「The End of the Game」を流したり、デンソーは「Boom Boom (Let’s Go Back to My Room)」と、チーム名にちなんだ曲名(しかも「さあ帰ろう」もなっている)だったり。KUROBEだと試合前、チーム名にちなんでAQUA Projectの曲を使ったり(笑)。

そういうところに気づいて欲しいなと個人的に思ったからです。そういえばNECのホームゲームのプレイリストは、マネージャーさんにもほめられましたね(笑)。

さて、そんな各チームのホームゲームのプレイリストの中から個人的に一番いいと思ったのが、12月の刈谷で使われていたトヨタ車体クインシーズ。

トヨタ車体クインシーズホームゲーム
トヨタ車体クインシーズホームゲーム · Playlist · 17 songs · 2 likes

いやあ、何と言っても選手紹介、そして試合開始時の選手登場に吉田兄弟(もっと言うとDAISHI DANCEとのコラボ曲)を使うセンス!いや、私の趣向も入ってますが、三味線を使うってカッコいいじゃないですか。しかも選手登場ではピアノが流れるのも個人的にはツボなんですよね。ちょっと落ち着かせる効果もあるのかなと。まあぜひ聞いて下さい。

あとこれは完全に個人の趣向なのですが、第一試合のホームゲームが終わった後、第二試合が始まるまでのプレイリストが…ケミカルブラザーズ、Tahiti80、ジャスティンビーバー、そして極めつけは「空も飛べるはず」のスピッツではなく、なぜかねごとバージョン(私はねごとファン)だったのはツボどころじゃなかったですね(今回の選考には関係ないです 笑)。

最優秀広告賞(※新設):株式会社まつや

こちらも今回から新設しました。会場内の広告など、印象に残ったスポンサー企業を表彰します。

株式会社まつや、というよりは「とり野菜みそ」と言った方がわかるかと思います。そうです、とり野菜みそです。元々は石川大会での中継を見ていて、あまりにインパクトのある広告幕が印象に残ったんですね。それまで知らなかったんですよ、とり野菜みそは。

12月7、8日の石川大会ではブースも出ていてスタッフの人と少しお話しさせていただきました。とり野菜みそが食べられるお店は金沢駅からはちょっと遠い直営店しかなく、旅行で来ると金沢ではなかなか食べられなかったりはするのですが、実は東京の私の近所のスーパーにも普通に売ってました(笑)。先日詰め合わせを箱で取り寄せまして、ほぼ毎晩食べています(一人暮らしに箱買いは多すぎましたね 笑)。

ちなみにこのときは間に合わなくて商品のみの販売となったのですが、翌々週のPFUのホームゲームでは食べられる出店形式だったそうです。

このとり野菜みその「とり」って、鶏肉ではないんですよ。元々は江戸時代に北前船が金沢に寄港するときに、栄養を補えるようにということで作られた味噌で、とりは野菜や栄養を「採り入れる」の「とり」から来ています。詳しくはまつやのホームページをどうぞ!

https://www.toriyasaimiso.jp/history
歴史 | とり野菜みそオンライン:株式会社まつや公式サイト。

しかし、こうしてVリーグを見ることでその地元の名物や歴史など、知らなかったことにいろいろ気づける、

というのは私にとっては貴重な経験です。45になりますけれど、まだまだ知らないことあるんやな…と思いますね。

あ、まつやさんに一つリクエストが。とり野菜みそならぬ「とり和才みそ」出してください(笑)