19/20 マイVリーグアワード~会場編~

マイVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

最優秀新曲賞:PFUブルーキャッツ「Blue Pride」

応援団が流す曲の中から、今シーズンから登場した新曲を表彰するこの賞。

えっ、新曲ちゃうやん、とお思いかもしれませんが、同じ「Blue Pride」でも、ほくりくアイドル部バージョンです。これは12月7日か8日の金沢大会から使い始めたはずです(前週の五所川原は通常のSeattle Standard Caféバージョンでした)。

※7日は東レのホームゲームだったので使っていなかったのかも。

で、8日はホームゲームということで、この「Blue Pride」を歌うほくりくアイドル部も来場して盛り上げていたのですが、てっきりこのほくりくアイドル部バージョンはこの日だけかと思ったら、翌週からもシーズン終了まで使い続けたんですよね。この曲が収録された1stアルバム「1st Season」が10月30日に発売になったから切り替えたかもしれませんが。

得点時に若い女性のコーラスの音楽が流れるのがとてもいいと思ったんですよね。なんか、会場の空気がふわあっとやわらかくなる、やさしさに包まれるんですよ。他のチームにはあまりないのでなおさらです。個人的には、たまにTOでロングバージョンで流れるのをぜひ聞いて下さい。最後の方に「GO!PFU!」みたいなコーラスが入ります(動画を探したらメンバーが投稿してましたね)。

ちなみにこの曲、アルバムのみの収録で、Spotify含め配信はされていません。北陸地方のファミリーマートで手に入りますよ!

最優秀DJ賞:鈴木理さん(NECレッドロケッツ)

今シーズンも多くのDJが、試合を盛り上げてくれました。その中から選んだのが鈴木さんです。

昨季からDJが応援を主導する方式に切り替えたNECのホームゲーム。そのやり方は踏襲しつつも、DJが変わりました。去年はDJが主導するものの周りがついてこられない、という状態だったのですが、そこを鈴木さんがうまく改善した、そんな印象です。

あくまでも例えですが、昨季はDJが席から降りずにやっていたけれど、今季は席に降りてきて、だけでなく会場を歩き回ってその空気を取り込んでいた、というところでしょうか。実際鈴木さんは試合中も会場内を歩いてましたし、試合前にはロビーも歩いていらして、とにかく会場の空気を感じようとしていた印象がありましたね。その点でも親しみが持てました。

こういう、自ら顔を出して積極的に出向いていくDJというのはまだあまり他のチームにはない(印象)ので、その点でも一つのお手本では…と思います。