19/20 マイVリーグアワード~選手編~

マイVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

⑥及川真夢選手(ミドルブロッカー・岡山シーガルズ)

ハンナ選手とのミドルブロッカーのコンビをどうしようか、なかなか思いつかなかったのですが、セミファイナル、ファイナルと見ていて彼女にしました。

ミドルブロッカー、というよりは総合的な身体能力の高さで選んだ、という感じでしょうか。セミファイナルとファイナルで感じたのは、サーブで後ろにいるときもボールをけっこう拾うんですよね。その守備範囲もありますし、あとけっこうサーブが長続きする=効果的なサーブが多い、ということに気づいたんですよね。

あと、キャラクターも面白いなと。岡山では基本的に誰もやらないガッツポーズもしますし、ファイナルでは控えエリアからベンチに呼ばれたときに「イエーイ」とばかり河本監督と勢いよくハイタッチみたいなのをしていて、河本監督も笑っていたのですが、そういう、今までの岡山にはいない、岡山を変えそうな選手というのも注目しています。思いが余り過ぎて、他のチームみたいにテクニカルタイムアウトで控えエリアからイエーイと飛び出してくるんじゃないか、と(私が勝手に)ハラハラさせられるところもいいです(笑)。

さて、ここまで6人を選びました。残るはアウトサイドヒッター。ここまでのラインナップを見て、一人くらいは代表のレギュラークラスの選手を入れよう、そう思ったときに、求めるものはバックアタックの打てる選手。そう考えて選んだのは…

⑦古賀紗理那選手(アウトサイドヒッター・NECレッドロケッツ)

久光の石井選手と迷ったのですが、この6人を考えたときにもちょうどいいかな…と。けっこう若手のメンバーが多いチームで、その点では年齢の近い、でも実績十分の彼女が入るとチームとしてもバランスがいいかな、と。

古賀選手はそれなりに長く見続けているのですが、年数を重ねるたびにチームの中心になっていっていると思います。彼女と同世代や後輩の選手も増えてきたのもあるかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。自分で言うのもなんですが、去年のメンバーが一人も入っていないのもびっくりです(笑)。ちなみに去年のチーム戦術としては、新鍋選手を軸にチームを作っていく「新鍋システム」。サーブレシーブからゲームを組み立てられる彼女を核とした、守備からの速攻バレーでした。

その基本は変わっていないと思うのですが、ミドルブロッカーを核とする、というところが変化で、それは試合観戦数が増えたことによる嗜好の変化なのか、それとも今季の試合を見ている中で結果的に今のバレーボールのトレンドを感じ取ったのか…

自分で言うのも何ですが、来季はどんなチーム編成になっているのでしょうね。

続いて控え選手のベストですが、こちらは去年同様戦略云々はさておいて、こういう控えエリアだったら楽しいだろうな、という基準にしています。基本的に控えエリアにいることの多い選手にしています(そうでもない人もいますが)。