個人的にV1女子で今シーズンよかった、と思うものをアワード形式でご紹介するマイVリーグアワード。会場編、スタッフ・試合編に続いては選手編です。
まずは、ベスト6の発表から。なおこのベスト6は、全日本の代表チームを作るのではなく、あくまで自分の好きなVリーグのチームを作る、という観点で選んでいます。なので外国人選手も入れています。
ちなみに昨季はこちらです。
で、前回はポジション別に発表したのですが、今回はチームに欲しい!と思った選手順、にしました。
<マイベスト6+リベロ>
①タップ・ハンナ選手(ミドルブロッカー・日立リヴァーレ)
まずチームを編成するにあたり、どんなチームにしたいかということを考えたわけですが、今季私の志向するチームは、攻守の要となる強力なミドルブロッカーを配置するバレー、です。攻撃では強力なアタックをたたき込み、守備では長身と体幹で強力なブロッカーになる…
と考えたときに真っ先に浮かんだのが彼女でした。デンソーのシニア―ド選手も近いのですが、私が彼女にしたのは、試合を見ていてリーダーシップというか、より「要」になれる存在だからと思ったからです。闘志でチームを引っ張ったり、明るさでチームになじんだり…というところですね。
②溝口由利香選手(リベロ・ヴィクトリーナ姫路)
チームの核を考えたときに、声を出して統率できるリベロ、というのは欠かせないと私は思います。リベロは基本的に常にチームの後ろにいることで試合を俯瞰して見られる立場、ですからね。その点ではJTの小幡選手が抜き出ているのですが、代表選手を多く集めないというチーム編成を考えたときに浮かんだのが彼女です。
姫路は今季4試合しか見てなくて、しかも彼女がリベロとして出ていた試合は五所川原での二試合だけだったのですが、大声を出してのその統率ぶりになにより惹かれました。なので二番目に取りたいと思ったんです。