2022年1月に私が立ち上げた「Vリーグ女子ゼミ」。「Vリーグ女子をもっと盛り上げていきたい人のための、より実践的な場」を目指したこのゼミは6月に一期としての活動を終了しまして、ここでは設立の経緯や、実際の活動内容をご報告いたします。あわせて二期の募集概要をお知らせします。
※サムネイルの写真は本文には関係ありません。
1.発足の経緯
全ての始まりは、このツイートでした。
2022年1月12日にツイッターに投稿された東レアローズ・大﨑琴未選手の一連のツイートに、大きな反響が巻き起こったんですね。どういうものだったかというと、私の方で整理すると
・新規ファンを増やすにはどうしたらいいか
・ご自身のお兄さんがBリーグにいるので、Bリーグの取り組みをたくさん耳にしていた
・(いろんな案を挙げて)他の競技の盛り上げ方を参考にすべき
・バレーボールの可能性はまだまだこれから
というもの。
これらのいわば提言、はファンのみならずOGや関係者、ライターではよく見受けられたのですが、現役選手が行ったことでそれなりの反響がありました。特に大﨑選手と同世代や年下の層から「私にも何かできるはず」みたいなポジティブな反応が多かったので、彼女たちよりずっと年配(それこそ親御さんと同じ世代)の私にも何かできるはずだ、と思って立ち上げたのがこのVリーグ女子ゼミ、でした。今にして思えば大﨑選手の投稿から二日後ですから、結構早いですね。
※この辺の詳細な経緯や思いは後述します。
立ち上げる前には何人かの知り合いに企画内容を相談しましたが、皆さん「やるべきだ」という意見だったのも大きかったです。
そして、参加者をツイッターのDMで募ったのですが、見知らぬ方からも参加表明をいただいたり、思いのほか反響がありました。思いのほか、というのは、当初は交流のあるフォロワーさん中心になるだろうな…と思っていたんですね。なのでびっくりしました。志望動機も心打たれるものばかりで。
こうして、Vリーグの試合の登録メンバーと同じ14名でゼミはスタートしました。集まったメンバーも全国各地、そして推しのチームもある程度バラバラ、とうまく分散しました。男子ファンの方もいます。また、やりたいこと、なりたいこともSNS発信やライティング、チームスタッフ(いわゆる中の人)、アナリストと、さまざまでした。
Vリーグに倣ったことは他にもあって、まず希望の背番号を聞いて割り振ったり、コートネームを決めたり、そして「チームの顔」に載っていた自分の登場曲、なんてのも挙げてもらいました(笑)。あと各チームがやっているようにスローガンも決めました。これは私が決めたのですが、大﨑選手にあやかっていたり、どこかのチームのスローガンをモチーフにしたり、この辺はちょっと遊び心を入れています。
ただ、いざ始まってもシーズン中ですし、学生さんは学校生活もありますし(我々社会人も仕事がありますが 笑)、活動が難しい部分があったのですが、そこで大きかったのは、あるチームからのオファーでした。この後、成果についてご報告します。