新型コロナウイルスは、皇后杯、そして黒鷲旗まで奪い去ってしまいました。長くはない現役生活の中でも貴重な大会でもあるこれらを現役選手たちから奪ってしまったことは本当に悲しいことだと思います。
一方で、V1女子各チームもそういう選手たちに少しでも活動の場を提供したり、また、バレーボールロスに悩まされているファンに向けてさまざまな取り組みをしているのも事実です。それをまとめてご紹介したいと思います。新しい取り組みがあれば随時追加します。
※チームの並びは順不同ですが、個人的な感覚で、充実している順からにしています。
■V.LEAGUE TV
4/10から、19/20シーズンの一部試合の無料配信をはじめました。5/1まで、7回にわたって計16試合を配信してくれます。視聴にはV.LEAGUE TVへの会員登録(無料)が必要ですが、シーズン中も一部試合は無料でライブ配信をしていたので、会員登録はしている、という方は多いのでは。
なお、これ、女子だけなら月500円で、今季は元より14/15シーズンの試合まで全試合見られるので(ただしリーグ戦。皇后杯、黒鷲旗は対象外。サマーリーグは見られます)、十分元が取れます。もちろん、オールスターゲームも対象です!
まずは4/10から下記の無料配信がはじまりました。リンクも入れて随時追加していきます。私が現地で見た試合は★をつけて解説も加えます。
4/10公開
プレミア、スター、両カンファレンスの交流戦の初戦となったこの試合。真っ赤に染まったとどろきアリーナに乗り込んだのは当時スターC首位(確か)のJT。新外国人・ドルーズが早くもチームにフィットしていたJTが、赤ロケのホームに乗り込む。
今季からサブホームとなった青森県・五所川原。前日の姫路戦で11連敗を止めたPFUが、初めてのVリーグ開催にわく五所川原市民の大歓声を背に、前日に東レをストレートで下して勢いに乗る日立に挑む試合は、チャレンジの応酬など一進一退の白熱した攻防戦に…
※ちなみにこの試合は今季の私のベストゲームです。その理由はこちらにどうぞ。
4/14公開
荒木選手が通算ブロック決定本数の日本新記録を樹立した試合。試合後の記念インタビューで「荒木さんにとってブロックとは?」と聞かれた荒木選手が発したたった一言とは…
(見ていないですが)補足すると、チャレンジ4最終日、両チームにとってV1残留をかけた大一番、でした。
4/17公開
V1昇格後初の姫路でのホームゲームという記念すべき試合の対戦相手は、同じ兵庫を拠点とする王者久光。ピンクで埋め尽くしたウインク体育館の大声援を背に、いきなり6連続ポイントを取り、久光にTOを取らせるまさかの展開は試合終盤…
※とまるで現地で見たように書いてますが見てないです(笑)
昨年の準優勝の悔しさを晴らすべく、なんとしてもセミファイナルに進みたい東レだったが、前日の埼玉上尾戦をフルセットの末落とし、後がなくなった。そんな彼女たちに立ちはだかったのはプレミアC首位のデンソー。勝つしかない東レは、かつてのレギュラーセッターだった田代を擁するデンソーに決死の思いで挑んでいく。