もう一つのFC東京

Vリーグトーク
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

■東京ドロンパ

思えばこういう走り回れるキャラがいるチームってV1女子にはまずないし、男子にもいないのではないだろうか。

私自身ももちろんドロンパは味スタで何回も見ていたけれど、Vリーグの試合にやってきたのもびっくりだったし(そりゃ、同じFC東京なのだから当然なのだが…)、セット間のテクニカルタイムアウトでパフォーマンスを披露したのもびっくりした。いや、味スタではよくある光景なんだけれど、Vリーグだとたいていはセット間はチアの時間(もっともいないチームも多い)なので、キャラのショー、がVリーグの試合中に繰り広げられるのにはびっくりだった。

私の見た11月の墨田大会のはなかったんだけれど、1月のときの様子があがっていたので貼っておきます。ちなみに私が見た試合は「パプリカ」を踊っていたけれど、これは日立リヴァーレのおじさん応援団がセット間で踊っている。

しかもドロンパはなにもセット間で踊るだけではなく、控え選手の円陣の輪に加わったり、客席に乱入したりと相変わらず自由だった。いや、味スタでもここまではしないか(笑)。

試合前にはこんな風にグッズ売り場にも現れていた。

こんな風に、JとVの両リーグ、もっと言えばサッカーとバレーボールという異競技の架け橋になる存在ってものすごく貴重だなと思う。FC東京はその点では貴重なチームなのだなと思った。ちなみにサッカーのOBである石川直宏さんが翌日の始球式に来ていたり、なんてこともやっていたり、架け橋としての活動はけっこう積極的だと思う。

しかもそれがマスコットやOBというチーム発信だけでなく、サポーター発信のチャントも架け橋になっている、のは何より大きいと思う。

※ちなみにこの、JとVにチームを持つというのは東京以外にも実は東京Vもそうなのだ。いつかサッカーのように東京ダービー(東京がJ2に落ちた2011年以来行われていないが)がVでも実現するといいのだが。

そして何より、今は一般的にFC東京=サッカー、だけれど、ここに+バレーボール、という式が早く加わってくれたら…と思う。

こっちの東京も面白いよ!