■チャント
東京もバレーボールでは少数の、音響を使わない応援団だ(他にはV1女子の姫路しか思い浮かばない)。もちろんサッカーには音響はなくて、まれにトランペットを使うチームがあるくらいで基本は太鼓だけだ。声だけによる応援歌は「チャント」と呼ばれるが、サッカーのものと共用していた。例えばこれは「サマーライオン」だ(元歌はアイドリング!!!。ちなみになんでアイドリング!!!かというと、これだけで長くなるのでここでは避けるが、せめてリンクだけ貼っておきます)。
他にもスカパラの曲を使った石川直宏元選手のチャントも使われていたり、サッカーのサポならおなじみのチャントであふれていた。
そしてそして、サッカーの試合前に歌われる、「You’ll Never Walk Alone」という、海外含めたサッカー界ではおなじみのチャント(発祥はイングランドのリヴァプール)も、バレーボールでもきっちり使われていた。これをバレーボールの試合でも使っているのはFC東京だけではないだろうか。
ちなみにこのYou’ll Never Walk Aloneは、大けがをした長友選手へのメッセージとしても使われていた。長友選手といえばあのサッカーの長友選手もかつてFC東京にいたので、個人的にはここもサッカーとつい重ねてしまった。ちなみに隣にあるLa7というのはいわば「7番目の選手」としてサポーターをさしていて、味スタにも「La12」が掲げられていたりするので、ここも共通していた。
つまり、サッカーの応援文化がそのままバレーボールに持ち込まれているのだ。
しかも自分の好きなサッカーチームの文化がバレーボールでも繰り広げられているわけで、これはたまらなかった。JとVはシーズンがそれほど被らないので、JのないときはぜひVのFC東京にも足を運んでくれたら…と思った。
※どうせなら選手紹介も味スタと同じ「TECHNOFIRE」ならよかったのに…とはちょっと思ったけど(笑)
私は大好きな東レアローズ(女子)の試合ですら団席で声出して応援しようという気にはならないのだが(撮りたいからというのもあるが、代わりにベンチ裏とか選手の近くで声を出すようにしている)、FC東京の試合を見ていて、いわゆる爆心地で一緒に声出して跳びはねたいと初めて思った(それなりにチャントも歌えるので戦力にもなるだろうし 笑)。