昨シーズンから注目し始めた曽我選手ですが、今シーズン開幕直後は古賀選手の出番が少なかったこともあって、その分曽我選手にシフトしました。ほんと、彼女ほど無邪気という言葉が似合う選手もいないんじゃないかな。
個人的に笑ってしまったのが、相手サーブを「アウト」と声を出したら入っていた、ということがあって、その後に「ごめん」と言った直後のサーブで「入ってる。アウト！」と言ったことで。隣の人も笑っていたのですが、こういうところが彼女らしいなと。あと、これは開幕翌日の試合で、NECはホームゲームで、審判が試合開始の笛を吹くのを10秒前からカウントダウンしていたのですが、それってつまりサーブを打つまでのカウントダウンになっていて、その動揺もあったのか曽我選手がミスをしてしまって。
なんかそういうところが好きなんですよね。一言で言えば「若い」ということになるんでしょうけれど、若いということは伸びしろがあるんですよね。だからすごく楽しみなんです、彼女。
もちろんプレーにも魅了されてます。フォームがすごくいいんですよね。特にバックアタックは撮りどころです。左の写真は「こういう写真が撮りたい！」とイメージしていたものがドンピシャで撮れた、会心の一枚です（自分で言うか）。
他の選手と比べてみると、きれいに両足が揃っているんですよね。このフォームを生み出す要因はやっぱり筋力なんですかね…。でもなんか体つきもどこかスーパーボールのような感じですね。躍動感、跳躍力。個人的にこれほどきれいなバックアタックのフォームは他の選手でも見たことがないです。ひいき目ではないと思います。
あと、今シーズン、といっても最後の方ですが、岡崎大会のようにライトからミドルに入ってきてアタックを放つなど、自由自在に動いていたのにはしびれました。曽我祭りでした（笑）。
でも、こういう（器用な）ことができる選手もあまり思い浮かばないんですよね。その点でも見ていて本当に楽しい選手です。
背はバレーボール選手としては高くないのですが、その分を跳躍力で補っているんですよね。これ、必死さも伝わってきて、個人的に結構好きな写真です。
ちなみに喜ぶときも派手ですし、プレー同様、ものすごく高く跳ぶんですよ（笑）。
あと、統率力というかな。そんなものも垣間見られて。個人的に来シーズンのキャプテンかなと思っていたのですが、それはまたのお楽しみということで。
それ以外にも、本当に撮っていて楽しい選手でした。今シーズン、一番楽しかった選手かもしれないな。
彼女を例えるのなら、ガソリンスタンドで楽しそうに花火をしている感じですね。引火したら大変なことになるからハラハラせずにはいられないという。でも、（彼女の才能が）爆発したらとんでもないことになりそうで。来シーズンも楽しみにしております。
とつらつら書いてきましたが、でもやっぱりこの選手なんですよ、このチームは。という話をこの後します。
