松井珠己選手については下記のブログでさんざん書いたし、21/22 マイVリーグアワード~ベスト6編~でも書いたのでそちらを見ていただきたいのですが、
昨シーズンは田代佳奈美選手がメインで松井選手は二枚替えでの起用が主だったので、今シーズンはある意味楽しみにしていました。わずかな出番でも唸らされることが多かったですし。
ただ、松井選手を撮ってみて何より気づいたのは、その統率ぶりでした。
上述の松井共和国の記事でも書きましたけれど、先輩たちが抜けて、松井選手と同世代の選手が増えたことで委縮せずに自由にやれた部分もあったのかなあと思うわけです。あと、外国人選手とも臆せずやり取りしていたり…。
当然試合中にケンカするなんて光景は今まで見たことがないし、たいていこういう選手とのやり取りってニコニコして円満に終わる場合が多い印象があるのですが、松井選手はけっこうガチでやっている印象です。簡単に言えば、なあなあで終わらせない(他のチームがなあなあで済ませているというわけではないです)。課題はその場できっちり解決しよう、という強い意志や、思っていることは遠慮せずに言い合おう。そういう姿勢が感じられます。
そういう点も含めて、松井選手って本当に感情が豊かなんですよね。だから、撮っていて楽しいんだなと思いました。得点を決めたときは喜ぶし、失点したときは「ごめんごめん」だったり悔しがるそぶりは一瞬見せますが、すぐに「次、次」と、サッと切り替えている印象です。