Vリーグ女子会の「つながり」と「広がり」

Vリーグトーク
all text and photographed by
Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

「Vリーグ女子会19/20ファイナル(マッチナンバー008)」は、2020年2月29日(土)、都内にあるギャラリー・我楽田工房にて、丸の内ヴィクトリーナとのコラボとして行われました。

■19/20ファイナル第一セット

まず第一部、もとい、第一セットは、ヴィクトリーナ姫路の私設応援団である丸の内ヴィクトリーナの代表の谷津さん(@peaceyatsu1から、丸の内ヴィクトリーナの取り組みについて説明いただきました。私がそもそも丸の内ヴィクトリーナの存在を知ったのは、何かのきっかけで姫路の応援団が東京の人だ、ということに興味を持ったこと、でした。で、共通のフォロワーさんから応援団の代表である谷津さんを紹介をいただき、しかも谷津さんはご自身の会社でイベントスペースまでお持ちだったということで、私がイメージしていたフォーラム形式のVリーグ女子会、を実現できると思ったんですね。

しかも丸の内ヴィクトリーナという組織がまた興味深くて。詳しいことはホームページに書かれていますが、元々丸の内でのビジネスフォーラムの中から生まれた、様々な活動を通してバレーボールをもっと普及させていこうという、簡単に言うと(簡単に言いたくないですが)プロジェクトです。その中でヴィクトリーナ姫路の応援活動も行っています(いわゆる応援団、もここなのですが、他チームと違ってチーム公式ではなくあくまでも私設です。なので通常発行されるパスなどもなく、彼らは自腹で観戦チケットを買っています)。

丸の内ヴィクトリーナ
東京丸の内を中心に活動する市民バレーボールチームです。

元々バレーボールを地域振興として広げたいと考えている私にとってはまさに理想的な存在で、しかもそれが地元ではなく東京から、というのが大変興味深かったんですね。すぐに谷津さんのところを訪れて、Vリーグ女子会ファイナルの企画説明と、共催を申し込みました。会場の我楽田工房もこのために無償でご提供いただきました。

そんな丸の内ヴィクトリーナのことを、Vリーグファンにももっと知ってもらいたい。そんな思いがありました。丸の内ヴィクトリーナだけでそのうちブログが書けるので、ひとまずここまでにしますが、バレーボールという競技、そしてVリーグに可能性を見出して活動する人たちがいる、ということはもっと知っていただきたいなと思います。丸の内ヴィクトリーナの活動はぜひご注目ください。

■19/20ファイナル第二セット

コートチェンジ、ではないですが、ここからはVリーグ女子会の時間。まずは前述の内定選手によるデータ分析結果発表から、でした。

内定選手の彼の発表は、第一セットを取った試合と失った試合での各チームの勝率、でした。分析のきっかけは、彼が好きなサッカーでも先制点が勝敗に大きく影響するから、ということと、ファイナルで岡山がJT相手に第一セットを落としたことから(取っていたら優勝できたのでは…と)、だそうで、そんな実体験が分析意欲を掻き立てた形です。ちなみにデンソーは第一セットを取った試合は全勝でした。

私からはV1(+GSS)女子各チームのチーム雰囲気と応援文化の比較発表を行いました。私自身、東レファンではありますが他チームも押しなべて見ているのでこういうのは得意ですし、他チームのファンから見た視点、というのもファンの方には新鮮だと思います。

※私のプレゼンはその後インスタライブでも配信しました。また機会があればやりたいと思います。