<九州・沖縄>
福岡に地域リーグに参入したばかりの福岡春日、佐賀に久光(もっとも拠点は神戸)、熊本に地域リーグから再出発したフォレストリーヴス熊本があります。東九州龍谷、鹿児島女子、熊本信愛、鎮西と、強豪校がひしめく屈指のバレー王国ながらV1のチームが事実上ないのは非常にもったいないと思うわけです。
※それもあってか、久光はゆくゆくは佐賀に完全に移行することも考えているようです。
■スタークイーン北九州(福岡県北九州市 人口96万人)
本当はアリーナも多い福岡市にチームを置きたいところですが、隣接する春日市にシーキャッツがあるので…と考えたときに選んだのが北九州市。大企業が多いというのもありますし、元々男子の堺ブレイザーズが生まれた場所でもあります。大分の東九州龍谷や山口の誠英高校が近く、彼女たちの受け入れ先としても機能しそうです。Bリーグのライジングゼファーが使っている北九州市立総合体育館を共用します。
北九州は最近ミクニワールドスタジアムというものすごく立派なサッカースタジアムができまして、スポーツに対しての投資も積極的かもしれません。ぜひバレーボールを誘致したいところです。
監督には姫路の人になっていますが、第二の挑戦として地元出身の竹下佳江さんを三顧どころか九顧の礼でお迎えします。またこれは勝手な想像ですが、母体は地元の航空会社・スターフライヤーです。選手はCAだったり地上スタッフを兼務します。特にCAという職業は高身長の人も多いのでうってつけではないでしょうか。
となるとチームカラーはもちろん黒です。チケットも早割など、航空会社のノウハウを惜しみなく注入します。チーム名もスターフライヤーに寄せています。あと、九州はとにかく「○○キュウ」と読んだり「Q」をブランド名に入れるケースが多いので、Qは欠かせなかったのでクイーンを入れています。略称はスタキューです(笑)。
■フレーデア長崎(長崎県長崎市 人口42万人)
先日旅行してものすごくポテンシャルを感じたのが実はここだったりします。市内は地元のサッカーチームV・ファーレン長崎の露出がすごかったんですね。でも、スポーツチームはこれしかないので(独立リーグもBもなし)、町の人口もそれなりに多く、参入の余地は大いにあるのではと思います。しかもV・ファーレンはスタジアムは諫早市ですから長崎市は空白ともいえます(長崎駅前にスタジアムを作る話が進んでいます)。
ホームはVリーグの試合でも使われたことがある長崎県立総合体育館を利用。チーム名は平和を表すオランダ語「Vrede」より。バレーボールのVも入ってますし、バレーボールって対戦相手同士が交わらない、それによって乱闘などもない比較的平和なスポーツでもあり、平和を発信する町・長崎にふさわしいからです。V・ファーレンとの二つのVで長崎を盛り上げたいところです。
しかも長崎といえば、春高バレーや日本代表もスポンサードいただいているジャパネットのおひざ元。既にV・ファーレンを間接的に運営している状態ですが、ぜひ胸スポンサーなりご協力をいただきたいところです。V・ファーレンでやっているようにファンクラブ会員を通販番組で販売していただけたら最高です(笑)。
監督には長崎県出身の古藤千鶴さんを招聘。チームカラーは平和記念像の水色です。
■サリオ鹿児島(鹿児島県鹿児島市 人口60万人)
出身のバレーボール選手は少ないですが、なにせ新鍋選手と迫田さおりさんを輩出した地域ですし、サッカーはJ3、Bリーグも準加盟チームがあるなど、スポーツチームもそれなりにあります。Vリーグの試合の実績もある鹿児島アリーナという立派な施設もあり、ホームゲームはここで開催します。
そしてそしてもちろん(何がもちろんなんだか 笑)監督は鹿児島市出身の迫田さおりさんに三顧の礼でもなく土下座して(笑)、万難を排して招聘します。チーム名は鹿児島市の名物である桜島と、市内を流れる甲突川の川のイタリア語を組み合わせた造語。とはいうものの、はい、迫田さおりさんの「さ」と、コートネームのリオをくっつけただけです(笑)。チームカラーは県章で使われている黒と赤です。
ということで勝手にバレーボールチームを全国に作ってみました。
本来ならここにどんな地元企業にスポンサーについてもらうとか、もっと詳細にシミュレーションする必要があります。ただ、ある程度は現実的に考えたつもりです。
自分の町にチームを作るとしたらどんなチームか、名前は、体育館は、チームカラーは、監督は…そんな観点でチームを想像してみるのも楽しいですよ。
私自身もいつかはバレーボールチームを立ち上げたいなあと思っています。まあそれは究極の夢ではありますが、全国にバレーボールを広めるお手伝いが出来たらと思っています。