続いて姫路は、大量加入、大量離脱でした。ただ、ここも選手起用が読みづらいチームですね。
ちなみに上記に書かれている福井、アリオナ(と呼んでいいのかはわかりませんが)はVリーグ公式には掲載されているものの、ヴィクトリーナ姫路としてはまだ発表していない選手です(2020/10/14 21時時点でもチームのホームページでのアナウンスはナシ)。
アリオナ選手は一シーズンごとにいろんなクラブを渡り歩いている選手で、こちらも若手主体のチームに経験を注入する存在になりそうです。
という戦力分析を終えて、女子会メンバーの順位予想(私を除く)はこちらです。
これを各人の順位をポイント計算(1位12点~12位1点)するとこうなります(ちなみにこれは私の順位も加えています)。
1位 JT
2位 東レ
3位 久光
4位 岡山
5位 NEC
6位 デンソー
7位 日立
8位 トヨタ車体
9位 埼玉上尾
10位 姫路
11位 PFU
12位 KUROBE
※ポイント数が並んだときは昨季の順位順にしています。
さて、私の順位予想は下記です。
1位 NEC
2位 JT
3位 東レ
4位 久光
5位 岡山
6位 デンソー
7位 トヨタ車体
8位 日立
9位 姫路
10位 埼玉上尾
11位 KUROBE
12位 PFU
NECを1位にしたのは私だけでしたね(笑)。まあ元々順位予想は「昨季1位のチームは1位にしない」とか、基本的に天邪鬼でもあるので(今季のパリーグの優勝予想もオリックスだったし…)。
NECは若手が多いし、爆発する可能性があります。山田選手や、曽我選手など、東京五輪が延期になったことで代表入りしそうな選手もいそうな、そんなポテンシャルがあるんですよね。しかもそこに経験豊富なネリマン選手も加わったわけですし。
それ以外についてですが、東レが4位というのは真っ先に決めました。まあその上に来るチームが思いつかなかったので繰り上げましたけれど。確かにクラン選手がずっと日本にいたのは強みですけれど、基本的に昨季から変わっていないわけですよね。
個人的には姫路は台風の目…とまでは言いませんが、中位クラブにステップアップすると思います。
そして、今季個人的に注目しているのはNECです。ここはファンクラブの基盤を変えたり、会員制度を二段階にしたり、そして紅白戦を配信したり、いろいろ意欲的なんですよね。何よりこのホームゲームのキービジュアルが素晴らしい。少なくとも私の中では今までのVリーグにはないビジュアルです。野球とかサッカーではよく見かけた印象ですが、Vリーグでこのビジュアルはかなり意欲的では。
他にも10月のとどろき大会ではプレスシートという席種を作って、特典が「関係者用直筆コンポジシート(試合2・3分前)・記録シート・特別席・机・電源・飲み物・限定写真ダウンロード」と、完全に記者気分が味わえたりとか、11月の大田大会は金曜夜開催に挑戦するなど、ほんと、「そう来るかあ」と思わされることが多いです。
NECがこれだけ意欲的なのは、Vリーグにポテンシャルを感じているからなんですよね。だったら、NECのファンではないけれど、それに応えたいとは思います。東レファンなのでNECを応援することはありませんが、取り組みに応えたいとは思います。
あとNECは岩崎選手が現役を引退して広報に回って、最近はKUROBEの白崎選手も同じですが、現役を引退した選手が、その経験を生かして広報として活躍する、という流れがもっとできたらいいなあと思います。そのためには「やっぱり元選手を広報に入れると効果があるね」というのを示してあげる必要があるわけですよ。
ということで長々書いてきましたが、あの、4~6月頃の、黒鷲旗が中止になり、サマーリーグとか大会が軒並み中止になる中で、こうしてファンが試合を生で見られる環境を少しでも作れるよう尽力してくださった皆さんには本当に頭が下がります。リーグ戦中止、そして全試合リモートマッチの可能性だってあったわけですから。選手だって少しでも自分のVリーガーとしての短い生きざまを家族や友人、そしてファンに少しでも見せたいはずです。
声を出しての観戦ができなかったり、友人と隣同士で観戦できなかったり、ベンチ裏席がなかったり、断幕を掲出も持ち込みもできなかったり、できないことだらけでファンの人は辟易するとは思いますが、でも、こうして開催できることが何よりですし、こういう制約だらけのシーズンは今季限りにできるように、一緒に乗り越えていきましょう!
今季も宜しくお願いいたします。