V1女子20/21シーズン展望

Vリーグトーク
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続いてNEC。ネリマン選手の獲得は個人的にはちょっと驚きました。国内チームへの移籍とは言われてましたが、埼玉上尾だと思ってました。昨季を見ればわかりますがそれほど外国人選手に依存していないチームなので今季は外国人選手抜きで戦うと思ってました。

ただ、伸び盛りの若手選手が多い中で経験豊富なベテランを入れる、というのは東レのクラン選手と同じ構図ですね。にしてもこのチームのフォーメーションは全く予想ができず…だってこの他に柳田選手、古谷選手、山内選手、そして忘れちゃいけない廣瀬選手もいますからね。久光もそうなんですが、ここも選手層がいびつだ(特定のポジションに偏る)という話が女子会の中でも出ました。

日立はセッターが二名入っていることを見ても、佐藤美弥選手は五輪で引退するつもりだったんだろうなと思ってしまいます。

上坂選手がレギュラーを確保できるのか、というポジション争いも注目でしょうね。

選手層がいびつという点ではこのKUROBEはMBが三人も入るという事態に。そして綿引、雪丸、マナバットというMBが3名も抜けているので新人選手がいきなり入る形になりそうです。この中の誰が入るのか、女子会参加者ではわからなかったので、戸部選手を入れています。

とはいえリー選手が残っているのは大きいですね。

そして、とにかく選手層が薄いのが隣県のPFUです。何せ14人。しかも大黒柱としてチームを支えていたドリス選手も去り、一方で現時点では外国人選手がいないなど、非常に未知数です。

この選手層の薄さから、個人的にはKUROBEを電撃退団した白岩選手を獲ると思ったんですけれど、さすがに綿引選手を獲ってさらに…はなかったですね。