V1女子20/21シーズン展望

Vリーグトーク
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

上尾は監督がなかなか来日できていない状況です。現時点でも来日の有無は不明ですが、シュシュニャル選手も抜けて、一大変革期であることは間違いないです。シャイナ選手は2018年の世界選手権にも出ていますがお世辞にもレギュラーと言える出場時間ではなかったので未知数です。

続いてデンソー。先日アメリカ代表のキャサリン選手の加入が発表になりました。

ここもシニアード選手が抜けて違うポジションの選手が加入してきたわけで、果たしてキャサリン選手がどれくらいできるのかというところでしょう。2019からアメリカ代表ですが、出場試合数はそこそこあるようです。

続いて同じ愛知のトヨタ車体です。

ここもネリマン、そして内瀬戸両レギュラー選手を放出して、でも新外国人獲得はつい最近、という状況ですが、ソロカイテ選手はイタリア代表での実績はそこそこある印象です。13/14シーズンはデンソーにいたのでVリーグを少し知っているというのは大きいかも。年齢的にも、個人的には埼玉上尾でのシュシュニャル選手的な役割を担うのかなと思います。ポーンプン選手はこんな動画もありまして。

タイ代表では結構なキャリアを有していますが、セッターというのはチーム連携が何よりカギなので、合流したばかりでどれくらいチームに馴染むかがポイントではと思います。

東レは大きな出入りはなく、監督こそ変わりましたけれど、内部昇格なので基本的に去年からの継続ですね。

あと、クラン選手はCOVID-19の間もずーっと日本にいましたので、チーム連携という点では最強です。いつ開幕してもOK、みたいな状況でしたからね。とはいえだから強いか、はまた別な話ですが。

続いて、昨季はまさかの7位に低迷した王者・久光です。チーム名も変更するなど、新たな取り組みを進める、個人的には注目のチームです。紅白戦もただ配信するだけでなく新鍋さんをゲストに迎えるなど、OBをうまく活用してますね。

セッターで埼玉上尾から井上選手を獲得したり、そして長岡選手の復帰が期待されるなど、新鍋選手が抜けたとはいえ地力はありますから。