20/21 マイVリーグアワード~会場編~

マイVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

最優秀選曲賞:NECレッドロケッツ

ホームゲーム等で流れているBGMを表彰するものです。

ですが、今季は有観客のホームゲームが少なかった、かつ演出が抑えられたケースが多かったので、実質一人勝ちという感じです。

ちなみにSpotifyでNECレッドロケッツのプレイリストを作ってますので宜しければお聞きください。

しかしこのプレイリスト、秀逸なのは勝ったら「Celebration」か「Celebrate」が流れ、試合後は「End of the Game」最後は「Goodbye」。曲名にメッセージが込められていることです。ここまで考えて選曲しているということですね(ちなみに私が19/20シーズン以降で見たNECのホームゲームは負けなしなので、負けたときのBGMがどうなっているのかはわからないんですよね)。

最優秀広告賞:大和工業グループ(ヴィクトリーナ姫路)

会場内の広告など、印象に残ったスポンサー企業を表彰するこの賞。今回はヴィクトリーナ姫路のスポンサーである大和工業グループです。

何よりこのラッピングバスです。

ラッピングバスは岡山シーガルズも2020年から走らせているのですが、あれは岡電バスとのコラボで実現したもの。岡電バスはスポンサーにはなっていないので、おそらくですがチームがお金を払って走らせているのか、岡電バスが無償で用意したのでしょう。

姫路は、スポンサーがバスを走らせているのがポイントです。つまり、企業が広告で姫路を活用しているわけですね。姫路はこれについてお金は出していないと思います。企業は姫路を使って知名度やイメージアップができる、姫路もバスが街中を走ることで知名度アップにつながる。Win-Winなわけです。いやあ、これも姫路のフィロソフィーです。

最優秀コラボ賞:NECレッドロケッツ

今シーズンもホームゲームなどを通して他の競技などとのコラボ、イベント企画がたくさん行われました。

その中で選んだのが、NECレッドロケッツと地元のBリーグのチーム・ブレイブサンダースとのコラボでした。一日にVリーグとBリーグを共催するケースは他チームでもあるのですが、個人的なポイントは、単なる同日開催ではなくこのようなコラボ企画を実施したことです。

しかも、共催は日曜だったのですが、レッドロケッツは金・土開催(金曜開催を実施したのもポイント)で日曜は試合無し。だけれども、選手たちをわざわざ引っ張り出してこのような企画を実施したわけです。この日はデンソー対KUROBEの一試合でしたが、試合後に選手が出てくればチケットを買うレッドロケッツファンもいるでしょうし、集客面でもメリットはあったのかなと思います。

あと、会場ではBリーグの試合と同じように、ブレイブサンダースの売り子がブレイブサンダースのビールを売ってました。同じとどろきアリーナを共用する地元のチーム同士の連携。しかも、各チームのホームゲームの要素をこのように取り込んでいる。お互いのファンがそれぞれの試合に足を運ぶ効果もあったと思います。

この場を借りて、試合開催に尽力くださった機構、各チーム関係者、各都道府県や市町村のバレーボール協会、そしてスポンサー企業様に御礼申し上げます。今シーズンは感染対策などオペレーションも大変だったと思いますが、皆さんのご尽力のおかげで、選手たちがお客さんの前で試合をすることができました。

何より、バレーボールの会場からクラスターは起きていません。