20/21 マイVリーグアワード~会場編~

マイVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

最優秀新曲賞:「夢見る妖精」(KUROBEアクアフェアリーズ)

応援団が流す曲の中から、今シーズンから登場した新曲を表彰するこの賞。今季はあまり応援団による音響を聞いていないから該当なしかな…と思っていたのですが、いやいやいや、この曲があった!

相変わらず中毒性が高く、一度耳にしたら数日は脳内再生されます(笑)

ちなみに従来の「てててーてててー」は完全に封印されました。得点時はStepsの「5,6,7,8」に切り替わりましたがなぜこの曲なのかはわかりません。従来の曲は完全に一新されています(TOでのヒップホップ曲もなくなりました)。

新応援歌ですが、作詞作曲が高原兄さんなんですよね。私は存じ上げないのですが有名な方で、かつ、富山出身なんですよね。

ちなみにタイトルの募集企画も行われました。ファンと共に作られた曲ですね。

最優秀DJ賞:DJツバサさん(岡山シーガルズ)

今シーズンも多くのDJが、試合を盛り上げてくれました。今季選んだのはDJツバサさんです。岡山シーガルズのホームゲームを長年担当されてますね(私が初めて行った2017年のときからこの方でした)。

正直言うとはじめは嫌いだったんですよ。ソフトバンクホークスのDJも担当されていて、中継で聞くたびに自己陶酔型だなあと思っていて。だからVリーグの試合でも聞きたくなくて。

ただ、だんだんいろんなチームを見てきて思ったのは、DJがある程度前に出る必要もあるんだな、ということでした。特に地方になればなるほど。ほら、よく地方都市に行くと地元局の番組の広告でアナウンサーがデカデカと出ていたりするじゃないですか。あれと同じです。

DJツバサさんは担当も長いので選手のこともわかっているし、選手紹介するときにフルネームで呼んだ後に「No.18シュウカ~」みたいにコートネームを読み上げるんですよね。それがいいなと。

あと、今季は応援団がいなくて、DJが応援団の役割を担うケースもあったんですよね。

ほんと、今季はDJの方も大変だったな…と思うと同時に、DJの方々も改めて自分の存在意義、というものを見つめ直したシーズンだったのではないでしょうか。