最優秀スタッフ賞:NECレッドロケッツを取り巻く方々
こちらはベンチスタッフ以外を対象としています。誰、というのが絞れず、かつ、絞る必要もないなと思って今季はこうしました。
まず、発信という点ではNECはすごかったなと思います。SNSは本当にきめ細かったです。例えばホームゲーム当日には場所をこのようにわかりやすく投稿してくれたり。
イベントなど、ホームゲームの情報を事前にこまめに出すチームは多いですが、当日もここまで丁寧に発信してくれるのはここだけだと思います。ホームゲーム当日のツイート数は間違いなくここが一番ですね。これだけ頑張っているのにフォロワー数は7700と、東レや久光の半分以下で1万も少ないというのが理不尽でなりません(笑)。
あと、個人的にいいな!と思ったのが、このスローハイライトの動画です。
こういうスローの映像って、代表戦の地上波中継とかに多いじゃないですか。要はお金かけて撮っているわけですが、代表戦はスポンサーもつくからお金がかけられるわけで、DAZNとかGAORAではまずないわけです。
でも、スローはスマホでも撮れるじゃないですか。じゃあ撮っちゃおう。そんな感じだと思います。実際、試合中にビブスを着たスタッフがたまにやってきて、スマホ片手に撮っています。
少しでもバレーボールという競技の魅力を伝えたい。でも、お金はかけられない。
でも、かけられないけれど工夫すればできることはある。
その姿勢がいいんですよね。これも今季のチームコンセプトである「挑戦」です。
チームは「挑続」(挑戦し続ける)というスローガンを掲げているわけで、「さあ、一緒に挑戦しよう!」と呼び掛けているわけですが、その「挑戦」という心意気は何も選手たちだけでなく、会場から、そしてスタッフからもあふれているんですよね。その点ではほんと、試合前に流れるこの映像は秀逸です。
発信という点ですごいのは、ホームゲームの情報サイトを、試合後も更新しているんですよね。
これは12月の川崎大会のものです。ハイライト動画や試合を伝えるニュースへのリンクをつけたり、更新しているんですよね。ホームゲームは開催して終わり、ではない。ここが素晴らしいと思います。
※ここまでやられるのなら、ぜひVリーグ公式サイトに掲載されている帳票にもぜひリンクを!
あと、ユニフォーム選手権のときはガチで勝ちに来ていて、僅差だった東レとの対戦での投票時間が迫る時にはファンクラブ会員向けに急遽投票の呼びかけをメールで行ってました(私はNECのファンクラブに入っているので、「ここまでやるか…」と驚きました)。
そしてそして。
ホームゲームの会場には多くのボランティアスタッフがいます。私自身、スタッフの方と知り合いになったのですが、実はその中に山田前監督がいます。写真は載せませんが、試合中に「フラッシュ撮影禁止」の看板を持って歩いている姿は個人的にNECレッドロケッツというチームらしいなあ…と。前監督が裏方として支えているわけですよ。
本当にNECレッドロケッツというバレーボールチームを支えてくださる皆さんには本当にありがとうございました、と申し上げたいです。東レファンですけれど(笑)。
さて、続いては試合編です。