20/21 マイVリーグアワード~選手編~

マイVリーグアワード
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

個人的にV1女子で今シーズンよかった、と思うものをアワード形式でご紹介するマイVリーグアワード。会場編スタッフ・試合編に続いては選手編です。

まずは、ベスト6の発表から。なおこのベスト6は、全日本の代表チームを作るのではなく、あくまで自分の好きなVリーグのチームを作る、という観点で選んでいます。なので外国人選手も対象です。また、いわゆるオールスターではなく、ある程度現実的なチームにしています。

ちなみに昨季はこちらです。

今回もチームに欲しい!と思った選手順、にしました。

<マイベスト6+リベロ>

①関菜々巳選手(セッター・東レアローズ)※初選出

真っ先に選んだということは、彼女を中心としたチームを志向するということです。何よりのポイントは「トスワーク」です。

元々私は佐藤美弥選手のような、体のバネを活かしたふわぁっとした柔らかいトスが好きでした。その点だと今季は埼玉上尾の山崎選手やトヨタ車体の山上選手が近いですね。なので、東レファンでありながら他チームのファンの方に関選手を絶賛されても「えっ?」という感じだったんです。

その見方、評価が今季変わったのは、彼女の選手の使い方なんですよね。「調子もよさそうだし、今日はこの選手だ」と決めたらその選手を引き出すためのトスワークをするんですよね。乗せるためにトスを連続で上げたりもします。そこでその選手が乗ると、結果的にチームも乗るんですよね。そこが非常にうまいなと思いました。あと、ミスした選手には取り返させるためにすぐにトスを回す印象もあります。そこで取り返せばその選手の調子だけでなくチームも勢いを取り戻す。そんな印象です(なので、今季は東レの試合を13試合見たからか、トスワークが読めるようになってきました 笑)。

彼女に選手を預ければ、あとはうまく組み立てて試合を成立させてくれる…そんな安心感があります。いわば料理人ですかね。

②山田二千華選手(ミドルブロッカー・NECレッドロケッツ)※初選出

いやあ、彼女、伸びましたよね!すっかり赤ロケの大黒柱になりました。あと、彼女がブロック決めるとチームが乗るんですよね。そんな意味も込めて二番目に選出させていただきました。

あと、どこか泰然としているんですよね。天然キャラなのかな…あまり動じない印象もあります。どっしりしている。そんな安心感も彼女にはありますね。