私のバレーボール撮影術ログ~機材編~

カメラ
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

第三期:2020年11月~(観戦四シーズン目)

  • 本体:ニコンD500

  • レンズ:ニコン70-200mm f/2.8G

  • フォーマット:RAW

ということで20/21シーズンの途中からf2.8のレンズに替えました。替えましたといっても最近使っていないという知り合いからお借りしているだけなんですが。

ただ、作風が明らかに変わりました。背景がボケたこともありますが、2.8なので明るさも一気に増したんですよね。今までよくこんなに暗い写真をアップしていたなと恥ずかしくなりました。

試しに同じ大田区総合体育館で似たような構図&被写体でレンズを比較してみます。左がf/4.5-6.3、右がf2.8です。

今まで使っていたf/4.5-6.3はどうしても取り込む光の量が少ないわけですね。それが2.8になったことで光の量が増えた。ということは何が起きるかと言うとISOを押さえられるんですよね。f/4.5-6.3では6400で撮ってましたけれど、2.8にしてからは2000以下に押さえられるようになりました。

※ISOを上げれば上げるほど画質が劣化しますから。

また、f2.8にすると焦点がより深くなるといいますか、映したいものをよりフォーカスしてくれるようになります。それによって、個人的にピントの切り替え、というのを今まで以上にやるようになりました。例えばこちら。

ピンチサーバーで登場した選手と、後ろで念を込めるスタッフ、という構図です。こういうことがf2.8でできるようになりましたね。「フォーカスしてくれる」というのがf2.8を使っていて一番感じた特徴です。

あと、作風を変えるという点で記録フォーマットもjpgからRAWに変えました。これについてはソフト編で詳しく書きます。

ただ、f2.8のレンズは高いです。70-200mmではメーカーブランドなら20万はしますし、SIGMAやタムロンでも10万は超えます。明るさといっても、ツイッターやインスタにアップするのが主なら、ソフト上での加工で多少はどうにかなっちゃうので、個人的にはまず本体→次にレンズ、だと思います。いいレンズでも本体が…なら宝の持ち腐れだったりしますし。

ちなみに私はf2.8にして最大ズームは300から200に減ったのですが(300は価格がもっと高いです)、私自身は選手をズームアップするよりは会場の空気というか、背景も含めて撮るのでその点ではアップになりすぎないのでちょうどいいかなとも思います。もっとも昔と違って最近はチケットを買うのも早いし、いわゆるスーパーシートを買うことも増えたので、つまり比較的コートの近くで見ているから、というのもありますが。

300は高いですしまだf2.8一年目なので、でもまたマンネリ化してきて作風を変えたいと思ったら手は出すかもですね。

あと、f2.8は確かにいいですが、重たくなります。正直女性にはちょっときついでしょう。重いレンズを使う方の中には一脚を使う方もいますが、隣の人の視界を奪うので私は使いません。

先日D500を初めてメンテナンスに出したのですが、シャッター回数が耐用回数の20万回をはるかに超える48万回だったことが判明し、シャッターユニットの交換に踏み切りました。たった二年でそれだけ撮っている(しかもバレーボールのシーズン中だけです)のは明らかにおかしいです(苦笑)。「数打ちゃ当たる」なので致し方ないですが…

さて、以下は今のD500の設定について参考までにご紹介します。