私のバレーボール撮影術ログ~機材編~

カメラ
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

第二期:2019年10月~2020年10月(観戦三シーズン目)

  • 本体:ニコンD500

  • レンズ:ニコン70-300mm f/4.5-6.3G(ダブルズームキット付属)

  • フォーマット:jpg

「初級機でもこれだけのものが撮れる」ことをいわばポリシーとしていた私ですが、19/20シーズンからはそれを捨て、D500を購入しました。D500は2016年発売とだいぶ時間がたっているのもあって、本体が15万で購入できました。レンズはD5300に付属していた70-300mmを継続使用しました。

本体を変えた理由は、写真をレベルアップしたいと思ったからです。まあD5300で2シーズンも撮っていればマンネリ化じゃないですけど、変えてみたい、と思うようになったんですね。

試しに同じ大田区総合体育館で両機種を比較してみます。左がD5300、右がD500です。少しでも似たような構図&被写体にしてみましたが、違いがわかるでしょうか。ネットだとわかりづらいかもですが。

ニコンの中級機としてはD500とD750がありました。この比較は少し悩んだのですが、いろいろ調べると、スポーツ写真ならD500の方がいいと。なぜかと言うと連写機能がD750が約6.5コマ/秒に対してD500は約10コマ/秒。D750はセンサーがフルサイズなのと画素数が高く、高画質を求めるのならD750なのでしょうが、大きな紙に出力するのならまだしも、私のアウトプットはWEB中心ですから、カメラとしての基本性能が高いと思ったD500を選択しました(既に使っている方からの推薦もありました)。

本体を買い替えようと思っている、とツイートしたときにはカメラに詳しいフォロワーさんがいろいろアドバイスしてくれたのも大きかったです。ただ、ニコンはD500の発売から時間がたっていることもあって後継機が出てくるかも…と、躊躇する理由はいろいろあったのですが、「カメラは待てるが、選手は待ってくれない」というフォロワーさんの金言をいただき(笑)、買い替えました。

選手が頑張っている今の姿は少しでもいい写真で残したいじゃないですか。

こうして19/20シーズンからD500に切り替えたわけですが…

「もっと早く替えればよかった」と思いました。写真が、今まで以上にくっきりするようになったんですよね。パソコンで見ていてもそうなのですから、フォトブックを作って紙で出力したときはその違いがより明らかになってました。

また、約10コマ/秒はダテじゃなかったですね。本当にえげつない連写です。シャッター音が周りに聞こえて恥ずかしくなる弊害はありますが(笑)。あと、フォーカスポイントが39点から153点になったのも大きかったです。

あと、これはカメラ本体とはちょっと関係ないですが、この頃から縦の構図が増えました。当時はWindowsのフォトソフトを使っていたので、縦の場合わざわざ回転させる必要があったので避けていたのですが、こちらももっと早く縦で撮ればよかったと思いましたね。

とはいえ、レンズは変わってないので、写真の画質は向上しても構図面では変化がなかったわけです。特に、名だたるバレーボールのカメオタさんが撮っている、背景がぼけて被写体がより際立つような写真、というのはやはりズームレンズキットのレンズでは限界があるわけです。背景がボケないと、客席にいる方々の顔がわかってしまうので都度加工する必要もあるわけで。

となると…やっぱり「f2.8」なわけですよね。悪魔のささやきです(笑)。