①データはハードディスク二台体制
せっかく撮った写真もデータが飛んだら意味がありません。ということで私は撮って帰宅したらすぐにハードディスク二台にコピーします。一台だとそのハードディスクが飛ぶ可能性もあるからです(バレーボールではないですが過去経験しています)。
ただ、撮影枚数が多いので(削除前で一試合当たり4000枚くらい)4TBのハードディスクが一シーズンで終わります。RAWに変えた20/21シーズンは6TBにしましたが残り1TBです(笑)。それも、上述の、使えないと思った写真を削除しての容量です。
なのでいずれは★マークの写真だけ残して削除するかと思います。そのためのランク付けでもあります。
※データ復旧という点では、一度試合を撮ったSDカードが読み取りNGになったことがあって焦ったことがあります。ソフトで無事取り戻せてホッとしましたが…
②Googleフォトにアップしていつでもアクセス&シェア
これは1年以上前から始めたのですが、上述の★のファイルだけをGoogleフォトにアップするようにしました。データバックアップではなく、いつでもどこでも見られるクラウドサービスとして利用しています。
また、Googleフォトだと特定の人への共有も簡単なので(その人のGmailアドレスをもらって共有する)、たまに特定の試合の写真をフォルダごと共有することもあります。写真をどんどん使ってもらいたい、でもURLを公開すると第三者に利用される可能性がある、というときの私なりの最適解です。
あとGoogleフォトは選手などの顔を判別して、その顔が映っているだけを表示してくれる機能もあります。
あとまれにこんな風にカラーポップを作ってくれます。これは本当に気まぐれです。自分で写真の指定はできないのでご注意を。
Googleフォトはこの6月から15GBを超えると有料になってしまいましたが、クラウドサービスとしては使いやすい(Googleフォトならインストールしている人も多い)というのとユーティリティが充実しているのでこのまま使い続けるつもりです。
③連続写真はインスタに
D500の約10コマ/秒のシャッター機能を生かして、サーブやアタックのシーンを連写で撮って、インスタによくアップします。インスタは一投稿最大10枚なので、連続写真に向いているんですね。
インスタにアップすることで、学校でバレーボールをやっている学生さんが参考にしてくれたら…と思ったら、まさにそういう使い方をしているフォロワーさんがいたのはうれしかったです。宜しければフォローしてください。
ただ、インスタはパソコンからアップできないのが難点なので、更新頻度は低いです。ツイッターの方を優先させています。写真をスマホに保存してからインスタにアップしてますが、そういうときにGoogleフォトアプリが役に立つんです。
④撮った写真はスマホアプリ「SnapBridge」で即チェック
一眼レフで撮った写真をスマホで見られて、かつ保存できるアプリをカメラメーカーが提供しています。私はD500なので「SnapBridge」です。一眼レフ本体のWi-FiやBluetooth機能を使って、SDカードなどに記録されているデータをスマホに転送してくれるのですが、かつてはこれを使ってスマホでチェックして保存、そして撮って出しとして速報のツイートをしてました。
遠征の土曜などは一人地元の居酒屋で、日曜は新幹線などで、ビールを飲みながらまだ残る試合の余韻と共に写真をサッとチェックするのが何よりの至福のひとときでした(笑)。スマホで見るためどうしても細かいピントズレなどに気づかないケースがありますが、なのであくまで撮って出しということにしていました。
ただ。RAWにしてからは基本的にやらなくなりました。撮って出しではツイッターのアプリ内で明るさ加工などを行うのですが、RAWの色味とは異なるケースが多いんですよね。なので、最近はついに遠征にパソコンを持ち込むようになって、その日に現地(ホテルや新幹線等)で現像をするようになりました。これはかなり重症だと思います(笑)。
⑤フォトブックで形にする
これはフォロワーさんから教わったのかな…
自分で撮った写真を一冊のフォトブックにして選手に渡す、という人がいたので私もシーズンごとに作ってチームに送るようにしました。
使っているサービスは「しまうまプリント」です。このサービスを知ったのは、東レアローズがかつてスーパーシート特典でフォトブックを作ったときにここを使っていたからです(ロゴが出ていたので気づきました)。A5サイズで144ページでも1000円ちょっとなので重宝しています。また、ブラウザ上で作れちゃうのも便利です。
東レのシーズン記録だけで既に三冊ですが、他チームも作ったり、と、累計9冊作っています。写真をWEBにアップするだけでなく紙に出力して形にして残す、というのも楽しいので個人的にはオススメします!
ということでカメラ編と合わせて私のバレーボール撮影のノウハウを一通りご紹介しました。
結局は試行錯誤しながらコツコツと積み上げてきたわけですが、ただ、観戦頻度が上がり、写真の公開頻度が上がったことでフォロワーさんが増え、かつ、仲間ができたことが何より大きいんですね。私はバレーボールもカメラ初心者なので、とにかく先輩たちに聞きました。参考にして取り入れていくのが一番だと思います。
一連のブログを読んで参考になったり、「この手があったか!」となって皆さんの作業効率の改善などにつながれば幸いです。そしてカメラもソフトも技術もこれから進化していきますから、私もどんどん取り入れて、撮影ノウハウをアップデートしていきたいと思います。
また、撮るということは観戦である、ということを過去書いたことがありますので宜しければ。