トヨタ車体クインシーズ（観戦数6）
元々山上・山形の両セッター中心でしたが、今年も変わらずでした。山上選手のサインの出し方はすごく好きですね。なんか歌舞伎役者みたいというか。
セッターが固定できなかったこともあって、山形選手は今季は出番も多く撮る機会が増えたのは個人的にはうれしかったです。チームがうまくいっていないときに処方箋を出してくれる。そんなやさしい存在だったんですよね。
元々この二人の絆が強いのも個人的には好きで。ライバルではあるけれど同じポジションの仲間でもある。セッターにしかわからない悩みやつらさを共有できる。今季はチームも苦しかったのでその光景がなおさら際立った印象です。
二人の絆に気づいたきっかけが、TOの間に山上選手の汗を丁寧に拭ってあげる山形選手の姿、だったのですが、今季もそんな光景を収めることができました。ここまで丁寧に拭う選手は見たことないです。
あとこれは今シーズンから気づいたのですが、トヨタ車体の公式練習って山上選手のスパイクから始まるんですよね。その後セッターもスパイク練習をしているのはこのチームならではだなと。岡山で宮下選手がやるのは見たことがありますが。スパイクを打つことで、そのセッターの状態を確認する意味合いがあるのかな？
そんなトヨタ車体クインシーズの今シーズンの個人的なベストショットはこちら。
20/21 マイVリーグアワードの最優秀ゲーム賞に選んだ試合の一枚です。
山上、グーパートとセッターを変えて、最後山形選手が登場して姫路相手になんとか勝った、という一枚なのですが、得点も映っているのであらゆる情報が入った一枚になっているんですよね。これは狙い通りの一枚です。
